大宮の仕事先から帰ろうとしたら外環も首都高も渋滞で、特に三郷線なんか20キロ近く混んでいると聞かされ、ラジオの情報に従い岩槻に出ることにしました。が、岩槻から柏までもまあ混んでいないわけがなく、「自宅ボタン」を押したところで迂回ルートを教えはしないだろうナビなんか電源落として、自分の地の利の記憶を頼りに、越谷と松伏を経由して野田へ向かうことにしました。そのルートが正解かどうかはともかくです。
昨日はなかなかの温かい日和で、窓を開けていても平気なくらい快適な移動でしたが、松伏のある区間において数十秒、ハッカの香りが漂っていました。なんだろうなー、草刈りの時期に沿道からハーブの香りがすることはあるけれど、明確にハッカの香りって初めてです。
なにを寝とぼけたことをと思われるかもしれませんが、真夜中、江戸橋ジャンクションにさしかかるとき、時折、かけそばのそばつゆの香りがしますよ。土用の丑の日が明ける夜中に、6号国道の土浦バイパスを流してごらんなさい。かば焼きの香りがします。ただしこれは曇天や気温・湿度、風の無いといった条件が重ならないとだめですが。
いや、ほんとだってば。
だから、ハッカの香りは昨日の気温と陽射しの中では心地よい一瞬でした。帰宅して地図を眺めてみると、ウレタン加工の会社があったので、そこの薬剤か何かの香りかもしれません。
渋滞に突入するなら時間かかっても回り道でいいやで、野田から常総ニュータウンの北に出て、そこまで来たら谷和原インターがすぐ近くだというのにそのまま北上して谷田部のインターも無視して、結局100キロちょっと、下道で帰ったら4時間走ってました。野田橋の袂の工事と信号待ちで、ほぼ最後の最後で混んでいたけれど、富士山見物もできたし、よしとします(その4時間、仕事してねーぞ)。あ・・・16号沿いのとある会社の前は迂回で避けちまったよ。