Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ぬくぬく。

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寝るわ寝るわ。

寝るわ寝るわ。

暖かくなってきたので、布団よりお日様LOVE。
日が昇ると出窓で寝てる婆二匹。

それにしても、その間はやっぱり他猫だから?

古木との再会

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釜石線岩手軽便鉄道の駅として設置された綾織駅が、国鉄路線としてスタートしたのがちょうど80年前。この駅に初めて訪れたのが、無人駅化された直後の、その年の5月でした。乗り鉄でも撮り鉄でもなかったので、夜通し車を走らせて北上江釣子インターから山越えして遠野盆地に入り、明け方ここへたどり着いたのでした。あやおり、という旧村名のひびきだけにつられてやってきたけれど、それを示すものと言ったら駅くらいしかないというわけで、出迎えてくれたのが齢経た桜の木です。

綾織当時すでに齢経ていた桜は、まあもう無いだろうと33年ぶりに立ち寄ったら、さすがに勢いは衰えたようでしたが、まだ健在でした。正確な樹齢は知りませんが、ひょっとすると国鉄駅となった頃にはもうここにあったのではないか。あとで聞いたら樹齢はわかりませんでしたが、やはりテングス病にかかり危険な状態だったものを手入れされて持ち直し、切り倒されずに済んだということでした。うん、それはちょっとうれしい。だけど満開になる前だったのは、うまくいかないものです。

R283綾織とは近所にある光明寺に伝わる、天女が舞い降りて織り込んだという伝えのある曼荼羅に由来するそうで、境内の桜は見事な満開でしたが、日暮れてしまって写真は撮れず。来週こっちに来る予定はないし、遠野の花見はタイミングが合いません。この界隈は国道沿いの自転車道に連なる並木道の方が有名。昔は連休明けてからが満開のピークでしたが、ことしはもう見ごろになっているはず。ここに至る花巻はピークを過ぎており、遠野より東の三陸沿岸はほぼシーズン終了しています。