BLUEらすかる修理の間、主治医から借りた代車のアルトはずっと霙が使っていました。家内はうっかり「その経緯」を失念して霙に
「返却するときには燃料を満タンにして返しなさいよ」
と言ったのです。実はアルトの前にミライースを借りていましたが、これが霙の運転中に追突されて使えなくなり、アルトの提供を受けていました。幸か不幸かそのおかげで、僕がぷらすBLUEを使っていて追突には遭わずおしゃかにもならずに済みましたけど、霙自身はひどい目に遭っていたのです。そりゃあ霙は言い返しますな。
「ガソリン入れてこいというなら入れてきますけどね。私はお父さんから代車をあてがわれて乗っていたまでで、私にそういう言いかたするのは理不尽じゃありませんか?」
ごもっともな反論です。そんなことで喧嘩になられても困るので、ここは素直に僕が給油に行って返却するが吉。ということになったのですが、家内は、あらそれはごめんよと、さほど意に介さず話題を切り替えます。
「あたしのクルマも車検に出さなくちゃいけないので、返却のときにいつ入庫させればいいか聞いてきてもらえますか?」
おうよ、それくらいお安い御用よ。と、ガソリンスタンド経由で主治医に代車を返却して、BLUEらすかるを受け取ってきたわけですが・・・
「お父さんが満タンにした代車を次に使うのって、車検で車を借りてくるお母さんということになるんじゃないでしょうか?」
そう霙が言うのです。
んー・・・たぶんそうなんだろうなあ。
突然、釈然としない気分になる自分はまだまだ大人じゃないわ・・・