明日開幕となるTDA2022第一戦に、かつてパジェロエボリューションの後藤誠司くんをエスクードコンバーチブルで打ち破り、ウエストウインとの数奇な縁をもたらした磯田貞治さんが久しぶりに参戦します。現在はジムニーを使っているはずで、アンフィニクラスへのエントリー。
「恋の浦遠いけどレース翌日が祝日だからね」
などという飄々とした笑い声が聞こえてきそうです。何が起こるのかというと、実は「磯田対後藤」のカードは過去に何度か繰り広げられましたが、「磯田対川添」は初顔合わせになるのです(一回千葉であったんですが、あれは1台ずつのタイムトライアルで、川添君はパジェロミニだったからカウント外)
「他のチームにも強豪はいますが、この対決ほど凄いレースはないんじゃないでしょうか。現在悲鳴を上げているTA52Wのフロントデフをいじって寝る間もありません。ドライブシャフトはハンガーの高田さんが目分量で切り出してくれています」
川添、梅津両名とも、デフの壊れ方が同じだそうで、パワーバンド内でのギアの変更に機械の方が追随できない負荷をかけているようです。走らせ方の問題なのですがもはやそこは負荷軽減の対策で切り抜けるしかない。あー、そう来たかという改修が見受けられます。
福岡は今週後半が天候不順。20日は曇天のようですが、コースコンディションとコースレイアウトの攻略も見逃せません。