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  ~懲りない傾向~

コンバート・エネトロンエンジン?

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日曜日の話を火曜日に綴る時点で既に乗り遅れているのですが、「特命戦隊ゴーバスターズ」に、第一話以来二度目の登場となったスズキエスクードハードトップ。第一話のときは光の加減で車体色が銀色にも水色にも見えていましたが、マイナーチェンジ以前のグリルデザインから、初期のヘリーハンセン・リミテッドであろうと想像するも、決め手には欠けていました。

今回、後ろ姿が映されたことから、これは1990年式のヘリーハンセンであることが確認できました。決め手はスペアタイヤのスチールホイールが白塗装であったことです。

ホワイトホイールの限定車は、89年のゴールドウインに採用されていますが、車体色は濃紺とソリッドの赤の二種。水色とホワイトホイールの組み合わせは翌年のヘリーハンセンのものなのです。劇中では、エネトロン強奪に現れたヴァグラスのソウジキロイドに襲われるという展開。どんなシーンだったかといえば、給油口を破壊されて「燃料のエネトロン」を強奪されてしまいます。あぁ二度にわたって受難のエスクード。

さてゴーバスターズの舞台は新西暦2012年と設定されていて、これが我々の西暦とどれくらいずれた社会なのかは定かではありませんが、単純に2001年から新西暦になっていたとしても、22年前の車というわけです。しかしなんと、このエスクードは新エネルギー・エネトロンで動いている。ということは

・エネトロン燃焼式の専用エンジンにコンバートされている。

・エネトロン自体は従来の内燃機関でも使用可能。

の、どちらかが考えられるのです。もしも前者であるとしたら、その専用エンジンは非常に広い汎用性を持っているか、あるいは各メーカーが専用機対応を施しているか、その手のバックヤードビルダーが産業として成り立っているか。でしょう。いずれにせよ、20年以上前の車を現役で使えるというところに、ちょっとした素晴らしさを感じるのです。

そして現実的なものの見方として、このエスクードは紛れもなく22年前に販売された個体で、タイヤこそ新しいものに交換されていますが、ほぼ当時のままの仕様で、ぱっと見た雰囲気では状態も良好。撮影関係者の車両で、三桁の5ナンバーだから二次ないし三次ユーザーさんだと思われますが、外観に関しては非常に良いコンディションで乗ってくれていると、かなり大きな素晴らしさを覚えます。エンジンや電気系統などの不調がなければいいのですが。

二度あることは三度目もあるのか? 次に出てくれるチャンスがあるなら、ぜひ走っているシーンを撮ってください、東映さん。

 

2 Responses

最近の特撮でも、エスクードが活躍したのですか。これは嬉しいものがあります。

今度は是非3代目に登場してほしいですね。それが活躍する作品は、まだ見た事が無いです。

特撮でエスクードが活躍と言えば、ゴジラ、ジバン、ウインスペクターですね。特に後者が、また見たいです。

  • いやー、やられ役で被害者ですから活躍と言えるのかどうか。
    特警ウインスペクターに、エスクードって出ていたですか。それは知らなかった。