つくばーどサイトの中でも地味とノリと悲壮感で成り立っている「エスクード・マイレッジ」が、6月3日の更新で、2006年のスタート以来遂に3000万キロを越えました。目標の火星まではまだ2600万キロもありますが、まあ継続はなんとやらというわけで、いつかは必ずたどり着ける(はず)。今回、狼駄さんことシン太尉がエスクードを離れるという残念な出来事が巡ってきましたが、彼のエスクードと、もっくんさんのエスクードが走行距離更新をおこなったところで、大台を刻んだというのは、やはり何かの縁です。
特にシン太尉は、最も古くからエスクードのコミュニティーを築いてきた立役者ですから、これが彼にとって記憶にとどめることのできるエピソードになれば幸いです。
コンテンツのページ構成上、ちょっとわかりにくいと思いますが、エスクード・マイレッジは、この企画にエントリーしてくれた人のエスクードが走る走行距離をすべて加算し、5600万キロ彼方の火星へたどり着こうというものです。その距離の根拠は、2003年に大接近したときのものを採用しています。なせ火星かといえば、月までの距離は、既に個人レベルで達成されているから。金星じゃないのか? という声については、「火星にたどり着くということは、金星までの距離もクリアしている」という考え方をとっています。
みんなで火星へ行く。という趣旨には、登録されている誰かのエスクードが退役しても、そのエスクードとユーザーさんも、火星到着の際には一緒に到着するという約束も含まれています。退役していなくて、まだ数千キロしか走っていなかったとしても、この企画に登録されているエスクードは、やはり一緒に火星に到着することになります。
だからどうした? という声は、幸いにも聞こえてこないので、それをいいことにしてマイレッジを続けているわけですが、残念なことに、この企画の広告塔として設定しているVOYAGER BLUEのエントラントが、二名ともリタイアとなってしまったのです。なんだって人身御供広告塔が要るのかといえば、根っこは話題の提供で、企画のノリと悲壮感を背負っていただくことで、数千万キロを積み重ねることって、ただ事ではないのねという大変さと、おもしろさ(面白いかどうかはあくまで主観)を伝えようというものです。
BLUEらすかるや、kawaさんのν弾丸おたふくノマドでも、その役目は果たせますし、実際それを背負っていることには変わりはありませんが、この2台では新鮮味は得られないため、火星へ向かうボイジャーは、広く募集しています。
VOYAGER BLUEは、任命されたといっても、とてつもない距離を走る義務を負いません。あと数年、マイレッジが火星への距離に届くまで、エスクードに乗り続けていてくれることだけが最低限の条件です。可能ならば、半年単位で近況レポートと写真を提供していただければ、さらにありがたいのですが、このノリと悲壮感を背負うとか、レポート提供というのが、案外面倒と思われるのかもしれません。日常のなんでもいいのですけども。
とまれ、タイトルと形には妙な凝り具合が散見される企画ですが、「うちのでいいなら先導するぜ」という方がいらしたら、ぜひご協力願います。それから、しばらく走行距離の更新をされていない方々も、ちょっとメーターを確かめてみてください。地道な刻みこそが、火星への一歩々々なのであります。
一応、セミリタイアのつもりですので。w
条件が整えば、と云うか整えて、必ず戦線復帰します!
その心意気や良しってことで、あのコーナーのエントリーを抹消していないのは、通信復旧を待つ管制センターの気持ちからでもあります。