「モビリティおおむたが、閉鎖?」
コースの土地所有者でもある親会社の方針で、メガソーラー発電施設を建設することが確定し、敷地の全てがその用途に転向されることになったのだそうです。
ありゃっ、ということはTDAはどうなるんだ?
「盆休み明けからJAFも動き始めていますが、閉鎖を覆すだけの力は我々にもありません。TDAの最終戦は、なんとか開催できるよう交渉してコース管理者の理解を得ています。しかし来季となると見当もつかない」
島監督と、来季の戦い方についてディスカッションを始めようとしていた矢先の話で、対「対ウエストウイン」戦略どころではなくなってしまいました。第二戦のあと、参加者が増える傾向と、打倒エスクードという流れが強まっているTDA。その追随を許さない後藤・川添両名の作戦とともに、打倒エスクード勢を返り討ちするための、次のエスクードの投入検討など、来季のための布石は幾つかあるのです。しかしコースが無くなってしまうとなると、手の打ちようもない。
それ以上に、四駆とオフロードとスピードという新しいモータースポーツを育てようと取り組んできたTDA主催者にとって、ホームグラウンドの閉鎖は大きな痛手です。四駆でオフロードだから、代替サーキットを探せといっても、ダートトライアルのTDAはクロスカントリー競技ではないため、ヒルクライムやモーグルやロックセクションといったクロカンオフロードコースで走ることが出来ない。よそへ乗り込んでいって山を削って谷を埋めて・・・などという暴挙は禁じ手ですし、
「そんな財力ありませんよ」
企業にとっては、収益上、未利用地とは言わぬまでも低利用地という見方をされてしまったモビリティおおむた。しかし約30年行われてきたモータースポーツは、大牟田の財産の一つだとも思います。原子力発電に代わる再生可能エネルギーも大事だけれど、『はいはい、うちの土地にもようやく用途が出来たから、あんたたちもうどこか他へ行ってね』という流れが起きてくるのは、どこか文化的じゃない、旧態依然としたロジックだねえ。
どうコメントしていいのやら・・・
流石に今回だけは気持ち萎えましたな。。。
心中お察しします。
エネルギー政策の勝ち馬に乗るだけが倫理ではないと思うし、ガス熱源なんか東北では見直そう(ほんの一部ですが)という動きもあるんですよ。
メガソーラーでは直接雇用にも繋がらないし・・・・