宮城県内の外回りをしているとき、仙台のFM放送を聴きながら移動しているのですが、震災以降しばらくの間、午後3時を過ぎると、一時的にリクエストを受けて流す楽曲が特撮モノやアニメーションの主題歌で占められていました。
被災者や子供たちへのエールという意味合いがあったのだと思います。最近はトラックドライバー、営業マンの投稿を読み上げるコーナーに変わっていて、その際のBGMが、歌詞の入っていないサンダーバードだのウルトラ警備隊のうただのTACの歌だのTake off!!スーパーGUTSだのマイティジャックだのが使われています。
ちょっと驚いたのは、楽曲の中にキャプテンウルトラの「宇宙マーチ」も紛れていること。よくそんな音源持っていること。さすがはラジオ局(というより、スタッフが持ってたんだろうな)です。
キャプテンウルトラは、東映が制作していながらも放送局とスポンサーの含みによって、ウルトラQ、ウルトラマンに続くウルトラシリーズの3番手という位置づけで、3機に分離できる主役宇宙船を繰り出したことでは、ひょっとすると世界初(かもしれない)のメカニック描写をやっていました。世界観や設定の出所がエドモンド・ハミルトンの「キャプテン・フューチャー」であることは周知の事実ですが、チープでもなんでも映像作品としてスターウォーズより先駆けて作り出されたところに意味があります(あるのか?)
まさかとは思いますが、ウォルトディズニー社からスターウォーズの新作三部作が作り出される現代の流れを受けて、この番組をリメイクしちゃおうなんてとんでもないことは考えていないと思いますが、なにしろ東映の特撮ですんで、可能性がゼロとも言えないような気がします。
先日昼間のAM番組は、元気やる気の起きる曲リクエストでしたが、圧倒的にアニメソングが占めてまして、宇宙戦艦など作品を知らなくても気分が高揚しますね、パチンコ屋の戦艦とはちょっと違う感覚です。
キャプテンウルトラ・・・主演のお兄さんと銃の記憶が微かにあります。
歌のジャンルがものすごく多様化して、逆に区別もつきにくくなった気がしますね。
そういや軍艦マーチって、もう何年も聴いてないなあ。