工学実験探査機MUSES-C、小惑星探査機「はやぶさ」が、ついに地球帰還を果たします。小惑星イトカワで採取したサンプルを格納しているはずのカプセルは、着陸想定地域であるオーストラリア・ウーメラ立入制限区域へ落下させる一方、はやぶさ本体は、地球に衝突する可能性のある小惑星の軌道予測システムの開発に用いられます。
小惑星衝突の軌道や時間、確率を計算するシステムにモニターとして採用され、大気圏への再突入時に、そのデータが、燃え尽きてしまうはやぶさ最後の存在の証となるのだそうです。
数々のトラブルに見舞われ、満身創痍にもかかわらず、地球へ戻ってきたはやぶさは、流星となって燃え尽きるまで、その任務を果たし続けるのだそうです。この探査機がいま、擬人化されアイドル以上の親しみをもって、多くの人々に対話の場を提供していることに、ちょっと驚き。2003年に打ち上げられた頃、誰がそんな情熱の渦を想像できたか。いや、それをさめた感情で見ているのではなくて、そんな思い方の出来るやさしさがあるのだなと、感心しているのです。
あとになって知りましたが、この日、俳優の池田駿介さんが69歳で亡くなられていました。MATの南隊員、電波特捜隊の花形一平、イチロー・キカイダー01。特撮ものに限ったことではありませんが、翳りを湛えながらも優しく頼りがいのあるお兄さんを表現してくれる人でした。遅まきながら、ご冥福をお祈りします。
http://www.youtube.com/watch?v=Qt0umk4–3k&feature=player_embedded
こういうのには共感しないぞ。自分の言葉でコメントしてこい。
そもそも技師長は、(マンガや小説は知らないけど)そんな台詞言ったことがない。
なんだかんだと言われつつも 地球帰還しましたね
カプセル分離 パラシュート展開 ビーコン発信
後はカプセルの回収のみですね。
やってくれるとは思っていましたが、現実にまのあたりにすると、胸が熱くなります。
ちなみに某所のコメントで”こんなこともあろうかと”は一度だけ使われただけなのにと書かれていましたが、川口PM率いるはやぶさチームに
ぴったり来る言葉ではないでしょうか。
もちろん、そんな一言ですむようなミッションではなかったですが、
はやぶさのTwitterは最後はこう締められました”みんな、ただいま!!”
技師長があれ、に似たような台詞回しを言っているのは「2」の中で一度(あとはマンガ?)だけなのですが、はやぶさの場合、1人の天才の機転で全てが解決するような7年間では無かったと思います。
あえて言うなら彼等の場合「こんな時のために」というニュアンスの方が、はやぶさとの想いの一体感があるんじゃないかなあ。
そいや、お酒うまかったですか?
さすがに一本だけ開けましたが
さすが吟醸酒と言ったところでしょうかw
大変おいしかったです、
そして、はやぶさがカプセル切り離したあと
持っている全推進力を使って撮ったラストショット
だそうです
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/2010hyabusa/35.html
あの速度でこれだけ撮影して電送できるんだ。
ロケット(H2)に関しては、まったく成果の上がらなかった時代に、うちの親父が監督官庁からの依頼で何がいけないのかの調査を受託したことがあって、「部品単位の精度が良いのに、組み立てるとその精度全体がばらばらのアンバランス」という結論になってました。
その後規格統一が行われていくのですが、パート単位の仕事っていうのはやっぱりすごいなあ。