筑波の国土地理院に併設されている「地図と測量の科学館」の屋外展示には、二十万分の一スケールの地球があり、その上によじ登れるのですが、さらにその横に、一千二百万分の一スケールの地球儀が置いてあるわけです。そしたら、同スケールで38万4400キロの位置に、月球儀も当然のようにあるんです。そんなわけで、この屋外常設展示に行けば、どなたでも地球と月を往復可能なのです。
実は、このスケールで太陽系モデルが秘かに作られ、地理院の外にも内惑星や外惑星が知らんぷりして一千二百万分の一の軌道距離地点に設置されているけれど、それは直列しているわけではないので、各惑星模型儀の設置位置は公表されていないのです。
ただ、この月と地球の位置関係をこの場所に置いてある意味はあるのです。 地理院の人に聞いたら、その「太陽のあるべき距離」は、地球儀と筑波山との距離になるのだそうです。
・・・が、よくよく考えてみると、太陽どうすんだよ。この縮尺だったら直径116mもの球体になっちゃうので、とてもじゃないけど秘かに設置なんかできないですよ。おまけにこのスケールで海王星とか冥王星なんて、調べてみたらとんでもないところになります。
何年も前、そちらに伺ったときに地球儀や月球儀ってありましたっけ?
1/20万スケールの地球に登ったことは覚えてますが・・・。
あの当時はありませんでした。
いつ設置されたかは聞いていませんが、今回見学に出かけて知ったんですよ。
このスケールでここから測ると、作戦室がちょうど天王星(笑)