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  ~懲りない傾向~

せっかく作ったのに・・・

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 「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE対戦2010」をだらだらと見ていたら、つい居眠りをしてしまって、肝心の“ビギンズナイト”の展開をすっかり見逃し。

気が付けばWが“サイクロン・サイクロン”“ジョーカー・ジョーカー”に、ファイナルフォームライドしてしまっている。本作のスペシャルゲストは鳴海荘吉こと仮面ライダースカルだが、変身と体術と武器以外に、最後の最後でオートバイが出てきやがった。というのが、この映画を観に行ったときの顛末でしたが、いつのまにかDVDが出ていたので見直しました。

仮面ライダースカルとやらは劇中の98%、バイクとは無関係で、最後にちょこっと、スカルのスーツを身にまとった荘吉役の吉川晃司氏が、本人曰く「役得」で出てくるときに、彼の脇に置いてあるだけ(それに乗っていずこかへ去っていく)であったことが確認できました(いまさらか)

あとで聞けば、この色違いの真っ黒なハードボイルダーは、仮面ライダーWが使用しているバイクをCGで化粧直ししているだけだという。はぁー・・・昔のオプチカル合成なんて、どこの技術だったんだと言うほどの現代特撮に、寝ぼけていたとはいえ映画館ではだまされました。それでも一瞬、このようなプロップを出しているところに、好感は持っておりましたんで、

「そもそもまともなミニチェアとしてのハードボイルダー自体、商品化されていない(本年2月時点)のだから、こんなもんが商品化されるはずがない」

と判断して、まともな出来ではないハードボイルダーのフックトイを買ってきて、Wのモールドを削ってSに仕立て直し、銀のモールドを赤に塗り替え、緑色の車体後部も黒く統一して、これを作り上げたのですが、このバイクの名前がわからない。Wの主人公である2人の若者がWに変身する力を得たとき、鳴海荘吉は既に絶命しているので、あとから奪取したことになっているはずのハードボイルダーと同型であっても、ハードボイルダーという名前自体をWの若者たちが名付けているから、このバイクが「スカル専用ハードボイルダー」と呼ばれているのは変だろうと。

しばらく腕組みしながら(するなよ)、ハードボイルドに対して、若者たち、左翔太郎とフィリップがハーフボイルドなどとも揶揄されているところから、卵料理に持っていくべきと考え、固ゆで以上の卵をどうすれば持ち込めるかをまた考え、持ってきたのがスコッチエッグでした。「魂を焦がすほどの熱さ」というイメージを与えて、スコッチの部分は語尾をいじって、soul-scorcerと名付けてみたのですが、このたびめでたく、スケールモデル並みの造形でハードボイルダーが発売されることとなり、その一部を塗り替えたものが通販限定で「スカルボイルダー」という名称でこの秋に発売されるのだとか。

・・・もう少し、名前くらいはひねったらどうなんだよー。というより、無いものは作るってぇ楽しみをたやすく壊さないでくれってばー・・・

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