この全国的な大雪は四国も例外ではないようです。cyber-Kさんから早速、四代目エスクードの雪道インプレッションが入ってきました。
「いやなんのことはない。国道封鎖になって会社から帰れんのですよー」(おいおい)
街を出る際、ちょっとした登り急勾配の山越えがあるそうで、スタックした同僚さんのFRなドイツ車をレスキューに行ったら、脱出させている間にその先の道路が通行止めになったとか。
「あっという間に渋滞して、警察や国土交通省の交通整理が入りました。私は現場で対向車線側にスイッチターンして停めたので、そのまま街へ戻るしかなく。ヒルディセントコントロールってなかなか安心できます」
しかしKさん、まだスタッドレスタイヤは購入していないはず。あの硬質な標準タイヤで、Kさんの目測で10cmくらいの、山間部からの下り積雪路はどうだったのか。
「何度かESPの介入がありました。3代目エスクードの話で聞いていたカツンという金属音と、警告灯の点灯です。平地に降りてきたら積雪もそれほどではないので、何事もなくてよかった」
Kさん曰く、不安なく普通に走れるという。そこには、初代や2代目のように、ローレンジはあっても四駆にしたら直結で、慣れない人では小回りが利かないタイトコーナーブレーキングがついてまわる世代のシステムとは違うことを実感させられます。
でも一番の英断は、無理に山越えして帰宅を強行しなかった(まあ道路封鎖でできなくなったようですけど)ところでしょう。周囲の車両の大半が冬装備ではないという高知県大雪。さらに明日の朝のことを考えたら、職場のある街にとどまって動かない判断は適切だと思います。
運転中一番怖かったのは高知県では滅多にない大粒の雪に私の目の焦点が合ってしまい、車線の代わりになる路肩の段差がピントアウトしてしまうことでした。
一生懸命そちらに目を合わそうとしても動いている大粒の雪にどうしても視線が動いてしまう。
北のお国の皆さんはおそらく慣れていることと思いますので、どうってことないかもしれませんが…。
その代わり大粒の雨には慣れてますよ(笑)
なんぼ駆動系デバイスが進化していても、視界不良のような条件に対応する市販車搭載システムはまだありませんね。
安全の判断基準は機会には委ねられないということも言えると思います。