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  ~懲りない傾向~

銀河鉄道の夜・・・という名のラーメン

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奥州市(以前の江刺市)種山高原「星座の森」にある『献立の少ない料理店』が、偵察のときから気になっていて、ツーリングの際には無理やり昼食場所に指定しました。しかし来てみたら来てみたで、少ないとはいえちょっと凝ったネーミングの献立のどれを食おうか、意外にも迷いが出るものです。

受けねらいだったら「グスコードンブリの伝記」(そうきたか、というひねり一番)なのですが、牛丼。いやまさか、ここで黒毛和牛だとか前沢だとかの牛肉だったらどうするよ? と思いながらも650円でそれはないだろうと。

この牛丼のネーミングに対抗できる献立は、実はほぼ皆無で、あとはストレートに賢治の作品名をかぶせているものばかりなのですが、なぜ特製ラーメンで「銀河鉄道の夜」なのかが、謎的に引っかかり、これを注文しました。チャーシュー二枚と鶉のゆで卵の入った、味噌仕立て。わずかにぴりっとくるのはラー油の効き目か、ふだん味噌系は食わない僕ですが、はまりました(いかん・・・同じような味を近所で探し出せないと、280マイルラーメンの企画が頭の中に沸いてきそう)

うむむ、チャーシューの楕円は、ひょっとすると銀河系とアンドロメダの星雲を模しているのかもしれない。海苔はきっと石炭袋の中の暗黒星雲・・・ とか考えながら麺をすすっていてふと気がつきましたが、ラーメンのバリエーションにはこれ以外に「行者ニンニク入り」「ごくふつうの」があるのに、カレーライスは堂々と「ごくふつうのカレー」一品。これは不思議だ、なぜかここにピンとくるものがあったので聞いてみたら、以前は「カレーの叉三郎」というのがあったようです。

・・・な、なんでなくなっちゃったんだろう?

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