団塊の世代が後期高齢者になっていくという年回りに、たぶん彼らが若手としてハード、ソフトの現場で走り回ったであろうあの大阪万国博覧会が再び誘致されるとは。僕の親父なんかは既に齢八十を過ぎているから、その頃既に三十代でしたがそれでも三十代で、大阪万博にも札幌冬季オリンピックにもかかわっていたようです。大阪にはどこかのアパートに滞在する形で数日、万博に連れていかれた覚えがあります。
当時子供だった僕は、未来科学技術のこれでもかというオンパレードとアポロ計画の成果品の洗礼を受けました。その後の日本がなんでこうなっちゃうんだろうと、想像すらする必要の無かった時代。2025年じゃあまたしても僕なんか外野ですが、まだいないけど「孫」(笑 これなんか現段階で想像もつかねーよ)が目を輝かせる時代の幕開けを引っ張り出してほしいです。蛇足ですが「太陽の塔」(あえてロボ)は説明不要でしょうし、「ガンヘッド」は2025年が舞台のSF。
ぼくの両親と長兄は、大阪万国博に行ったそうです。
長兄はまだ幼児だったので、全く記憶にないと思います。
ぼくは’85年に、つくば科学万博に行きました。当時5才でした。
あの時に展示されたリニアモーターカーに乗りたかったが、時間の都合で叶わず悔しい思いをした記憶があります。当時は長野新幹線が開業するずっと以前で、帰りの列車に乗るのに制約がありました。
’05年の愛・地球博は諸般の事情で行かれなかったので、今度の大阪万博は行ってみたいですね。その頃は北陸新幹線は、大阪まで延伸しているかな。
今度はどんなものが展示されるでしょうね。
古代怪獣ゴモラを展示しようという無茶かつ人間の身勝手この上ない企画は、今度はないでしょうね。
北陸新幹線の敦賀より先への延伸は、いまのところ2031年以降とされていますが、これは財源の問題ですぐに取りかかれない(着手したらしたで詳細ルートや環境アセスメントや土地取得があるわけですが)のが現状。
万博誘致を起爆剤にして、それらの時期を前倒ししようという内需拡大策は当然起こると思いますが、その際は現在優先されている北海道新幹線の札幌延伸が割を食うのかもしれません。
しかし万博開催までに南海トラフ震源の巨大地震が発生しないとも言い切れないので、それが起きてしまったらいったいどうなることやらなんですよね。
で、ARやVRがメインフレームの博覧会になりそうなら、全国各地にライブビューイングステーションを設置して、「大阪に行かなくても万博を疑似体験できる」アトラクションを仕掛けたらいいんじゃないかなあと思うわけです。
さらにバーチャルなことができるんだったら、ゴモラを実寸大で仮想展示しちゃえばいいじゃねーかと。