Cyber-K さんとの動画撮影談義で、歴代デュアルパーパスなビークルであるエスクードの走るシーンには、野山だけでなく都市においてもその姿を収録したい。という趣旨のやり取りをしておりました。
四代目においては街なかにあっても面白くもなんともないほど溶け込んでしまうとはいえ、そこはエスクードなのですから。
しかし実際、地方都市であっても交通量のある日中の撮影は難しい。他車の流れを乱さず、それでいて撮影対象が他車と被らずにフレームにきちんと収まっていなくてはなりません。
コツは路地から「先頭で左折で」出ていく。このタイミングで、後続車とはある程度距離を開けられます。
あとは撮影者がここぞという距離感でシャッターを切ってくれれば良いのですが、このときは僕が運転し、霙が横断歩道橋の上からカメラを構えていました。2ブロックのクリアラップ創出に成功しており、ぷらすBLUEは田舎の街を颯爽と走り抜けていきます。
が・・・最後の最後で左から追い越されるというNG(笑)
いやー、特にこちらの速度が遅かったわけじゃないんですけどね。
それよりも200ミリの軽量ズームとは言え手持ちのためか、スポーツモードのオートフォーカスが追随しきれないか。まあ全体的にピンがあまいというかぼけてましたので、一連の霙の協力はすべてボツとなっております。
エスクードを路地から先頭で左折や歩道橋の上からの撮影など参考になりました。
ただ、路面電車とのコラボがなかなか難しいです。
昼間電車が走っている街中の道路はいつも混雑しているので電車と並走はもちろん同じフレーム内ですら至難の業です。
運良くフレームに収めれたとしても電車の車体広告が雰囲気を台無しにしてしまう…。
中には「痛電車」かと思うほどの企業広告もありますから…(笑)
広告なしの純粋な車体もありますが、それを見つければ超ラッキーくらいの確率で少ないです。
始発の時間帯(6:00台)は本数が少ない割に比較的並走できましたが、それでも車体広告だったり、これからの季節どんどん暗くなりますので課題は山積みです。
すべて「可能ならば」という前提ですが、併走シーンは高いところから(ドローンは使わない)ロングショットで街の風景ごと撮るんですよ。広告は気にならなくなります。
あるいは真正面から望遠で撮る。
これは軌道がどちらかにカーブするところを使うか、ホームからということになるでしょう。
あとはもう、何度でもテイクするってところですね。
でもって、路面電車の車窓から撮れるポジションを確保できれば動きも加えられます。