2010年。木星で遭難したアメリカ合衆国の宇宙船ディスカバリーにロシアの宇宙船レオノーフがコンタクトし、ディスカバリー内の制御コンピュータHALに生じた10年前の障害原因が突き止められ、そうこうしているうちに巨大なモノリスの出現とともに木星が爆発し太陽化して衛星エウロパに新種の生命が息吹く、2010年・・・
のことはまったく関係なく(おいおい)
2010年6月、今のTDAにもつながるダートトライアルのレース、JXCDが広島県世羅町で開催され、このレースでウエストウインのエスクードTA51Wが(正確にはそれ以前にシェイクダウンされていますが)本格的なレースを開始しました。全くの負けなしとは行きませんでしたが、これをパイロットする後藤誠司君はほぼ常勝の域にチームを押し上げ、同時に1997年製という年式かつマイナーで誰にも知られていなかったエスクードに脚光を与えてくれました。
もう一人のエースドライバー、川添哲朗君は、このころパジェロミニで様々なレースに参戦し、広島であろうと千葉であろうと自走で現地入りするタフネスさ(しかもクラス内入賞をしていく)を見せつけていました。二人ともまだ20代半ば、監督の島雄司さんの門下生たちが、ウエストウイン黄金時代の扉を開けていく、夏の始まりです。そこから足掛け10年、パジェロミニは退役したものの、二代目エスクードTA52Wが加わり、今日まで強豪チームに名を連ねています。
ふと考えたらば、ESCLEVだとかつくばーどだとかに関わりなんか持たなければ、もっと楽々と常勝チームの運営ができたんじゃないか(いまさら何を言ってるんだ)? と思わなくもないんですがまあ後の祭りです。しかし確実に言えることは、初代、二代目のエスクードがダートラの世界に皆無でなかったとはいえ、ここまで熱量を保持したチームは類を見ないでしょう。足回りや補機類に手を入れても、エンジンだけはノーマルのままの10年めですよ。
さらに既報の通り、18歳の若手ドライバーとして梅津知浩君がデビューし、これがまた性懲りもなく初代のTA01Rを扱うわけですから、よくよくESCLEVだとかつくばーどだとかに付け込まれたものです(こらこら)
7月の第2戦まで、書いてはならないことが多いので、6月6日というイグニッションの記念日を埋めるだけの内容ですが、再び熱い戦いが繰り広げられます。
あれから10年ですか…雷蔵さんが西日本に足を踏み入れてから(そっちかぃ)
懐かしさのあまり当時撮影した画像を振り返ってました。
二輪、四輪含めてレースというものを生で見たのはその時が初めてで、間近で聞こえるエンジン音や舞い上がる砂ぼこりに興奮していたのを今でも覚えてます。
今でこそYE21Sであそこを走ろうとは思いませんが、当時はTX92Wでそのままコースに突っ込んでみたいと強く思っていたものでした(え?)。
厳密にいうと、仕事以外で西日本に出かけたのは2007年5月に大阪夜会と奈良見物、その年の11月に彼らのCXダートレース観戦に京都というのがあります。
まあそれ以前が大阪万博になっちゃうという出不精なんですが(そうなんです。修学旅行が中学も高校も京都じゃねーのよ。京都も奈良も仕事でしか行っていない)
それにしても世羅は泊るところと言い飲み会場所と言い、レース場との近距離圏に恵まれていました。丑三つ時を過ぎてから到着する後藤君たちも、それまで二次会で待っていた僕らも不思議な盛り上がりでした。
まあそのために復路は第二、第三ドライバーの世話になりっぱなしでしたけど、実はGTRのエンジン積んでいたパイクスピークマシンなんかより、リアルにエスクードで戦ってくれる彼らに脱帽の1日でした。
もう10年それともまだ10年(笑)
おかげさまでWESTWINといえばクロカンダ-トで
かなり名が届くようになりました
それもここの熱き方々の応援があったからこそ!
ありがとうございます
今年はコロナ影響で第2戦が延期し
残念ながら来月12日開催予定となりましたが・・・・
うちの52は有り難い事に、対遠征組250P/S越え軍団を
迎え撃つパ-ツが時間的問題にて第3戦から投入予定だった
ものが第2戦目前に何とか行けそうそうです!
DanganBoyは語学力もさることながら、最近判ったことは
うちの女性陣(失礼)よりも腕力がない・・・・・
先日の練習会の車内動画にて連続切り返し等で
腕力無いもんだからこっそりステアの打ちがけやっていることが判明(怒)
よって現在毎日自宅トレ-ニングで腕立て、腹筋!!
週末はカ-トに乗せて鍛え直しです(笑)
世羅が一つの節目になっていますけど、監督が現役でE‐376を作ってからだと、もうじき20年になります。Wエースでさえダンガンボーイの年頃ということになるんでしょうね。
そんな歴史に一回か二回走ったところで、追いつくことなんかできないチヒロくんなんですけど、これからの10年をどんなふうに走り込んでいくかが楽しみです。
でも、そうかー。自分の足腰で走り込むところからやらないとダメなのね。
僕のクルマのステアリングなんか回せないんじゃない?(笑 なぜか超重い。タイヤでかいし)