Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

背中で泣いてたある日の美学

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昨年末の大掃除の折、ずいぶん前に発掘されそのまま仕舞われていた「シダヌキ竜Tシャツ」最後の1枚が見つけ出され、そのサイズが僕にはもはや小さく(ちくしょー)、さりとて家内や娘らには大きすぎ、何の役にも立たなくなっていることで、「処分せよ」とのお達しが出かかり、

「いまさらシャツ1枚くらい箪笥になんの邪魔にもならんだろうっ」

などと懇願してみたび仕舞うことに。

2001、と書かれていますが、このコピーは1作目の「バックトゥザフューチャー」を見てパロディ化したものなので、80年代の制作ノベルティでした。89年の東京モーターショーに参考出品されたスズキエスクードのカスタムレジントップのボディサイドに同じコピーが書かれていましたが、うちのはそれよりも3年くらい早かったはずです。原案の絵を描いたのが風花さん。クリンナップしたのが僕ですが、風花さんからは「シダが『からくりもんもん』になっちゃってますぅ」と泣かれたものでした。

「そもそもシダヌキ竜とはなんですか?」

と、霙に聞かれて説明したものかどうか迷ったのですが、要するにシダ植物の食いすぎで狸の腹のようにむっくりしてしまった草食恐竜の一種。当時の、つくばーどの前身となる部活において、年長者の世捨て人が、その頃の僕のことを揶揄してそういうキャラクターを作り上げたのです。失礼な話だよなー、3Lサイズだぜ。たいして・・・

「いやそれ今だからそう言えるサイズでは?」

という霰の一言でとどめを刺されるのでした。

2 Responses

これ(シダ)描いた時は何をベースにしたのやら・・・
今となっては謎ですわ(笑)

  • でもいい感じのデッサンだったんだよね。
    ほぼそのまま、線だけ太くした程度だったから。