我々の実生活に使われている暦はうまいこと調節を図って太陽系の運行にすり合わせていますが、実は地球の公転周期は365日ではなく、小数点以下に2422という端数がくっついているので、ながーい年月のどこかで「ずれ」が生じます。これが節分となると、二十四節気によって「立春の前日」と定められているから、立春がいつになるかと、公転周期のずれが重なる年回りが出てきます。それが2021年2月2日(立春が2月3日)。124年ぶりだそうです。
37年前の1984年にもこの「ずれ」は起きていて、そのときは2月4日が節分だったそうですが、まあそんなこと覚えていないし、当時も知らなかったでしょうから豆まきは2月3日にやっていたんじゃないかと思います。
なんであれ立春において1年の始まりという時節の縁起もあるので、帰宅したら豆撒いて過ごします。