キエフ、という名のロシア風レストランが水戸市郊外に開業して既に半世紀を過ぎました。この店は土浦市のほたて食堂同様、僕の祖父の代から通っている店なので、霰や霙で四代にわたることになります。開業時は人によって諸説ありで、しかしオーナーが「お茶の水にあったバラライカという店で修行して、昭和四十六年の十月に開業させた」って言ってるんで、間違いないと思います。ランチは五種類何を頼んでもまずボルシチが出ます。ビーツを加えると赤紫に変化します。
ロシアというか、ウクライナ由来の店名なので、本来は串焼きのシャシリクなんですが、人気はビーフシチュー(いきなりウクライナ由来じゃない)。絶品であると同時に、時々きまぐれに「僕の拳くらいある大きさ」の肉がどすんと盛り付けられてきます。この写真は当たり日のものです。まあたいていは家内の拳くらいなんですけどね。かの国の情勢も心配ですが、美味いもの食って満腹になればいいんですよ。各国首脳人、ここに飯食いに来なさいよ。
儂の好物の “チキンキエフ ”はメニューにあるかの?
ランチには無くて、鳥は辛子焼きがあります。
夜メニューにはチキンキエフがあるのかなあ?