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  ~懲りない傾向~

受注休止していただけのマイナーチェンジ

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報道管制など効かないSNSの時代ですが、発表前に余計な手出しをしてはならないので、細かいことはあとで追記。五代目へのフルモデルチェンジではなく、四代目二度目の大掛かりなマイナーチェンジ。ずっと前から示唆してきた通りストロングハイブリッドを搭載し、1500cc直4との組み合わせ。失笑ものなのは、ここまでどのニュースサイトも出力情報を書けていないか、間違えている。エンジン側で74kw、モーター側で24.6kw。風花さんとこの限定車色がスタンダード化します。

2,970,000円~ 3,014,000円。と、そこから入るのもいやらしいかもしれませんが、なかなか強気なメーカー希望小売価格です。欧州じゃ早くも「高い」と言われています。国内仕様はエコカー減税の対象ではあります。ターボエンジンからハイブリッドへの変更は、いくらか高回転化され、エンジン単体での出力もトルクも若干小さくなりました。国交省審査の燃料消費率は市街地17.4km/ℓ、郊外および高速道路20.3km/ℓで、おおむね19.6km/ℓと、うちのハスラーターボ四駆なみです。

6速オートギヤシフトは、マニュアルミッションじゃなければだめだという人々にどう評価されるのか、乗ってみなければわかりません。マニュアル仕様時にはEV側の駆動は休止するので、ターボなしで5500回転(最大出力)まで回る、というフィーリングが問われるのかもしれませんが、このあたりがもう過去のエスクードとの決定的な走らせ方の違いでしょう。もっとも初代の頃の2000ccV6などは、4ATだとエンジンを回さないとトルクバンドを維持できませんでしたが。

AllGripも健在です。4WD側の性能を引き出すSNOWモード、LOCKモード、おそらく多用されるであろうSPORTSモードはエンジン単体での走行となり、これらを選択しないシーンでは標準、エコモードのボタン切り替えでEVとしての能力を発揮する設定。過去にリッター17キロで走らせていた初代ユーザーもいらっしゃいましたが、それは相応の努力を強いられていたわけで、エスクードで実燃費リッター15キロくらいを走れるなら、申し分ないと感じます。

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