あの「スター・ウォーズ」がとうとう第1作の全米公開から45年、不肖ながらつくばーど®の最初のグループ活動から40年が経ちます。奇しくもスズキエスクードのデビュー日ですが、77年や82年ですから、有名な「次期ジムニー開発会議」(2回目から次期4輪駆動車開発会議へ変更)すら開かれていません。何しろ82年はまだ二階堂裕さんがスズキに再就職したばかりです。エスクードの影も形もない時代、それこそ遠い昔、銀河の遥か彼方な世界に匹敵します。
それは置いといて「スター・ウォーズ」。現在、オリジナルプリントの映像はまだ見ることができるのでしょうか。エピソード4から6は後に「特別編」として大量の特撮シーンをリニューアルし、それが今のスタンダードになっています。45年前の映像がチープと言えばチープであったからですが、それでも当時はスペースオペラの描き方が変わると思わされました(僕の所見は翌年です)
77年と言えば、僕なんかは自作の主人公を中心にありとあらゆる特撮、アニメのキャラクターや設定を取り込んだ宇宙活劇を大学ノートに書きなぐって、挿絵のためにマンガの描き方を習得しながら、成績表はどんどん悪くなっていた中学生。しかもそれら数多のヒーローと共闘する主人公が仮面の男に変身し、戦闘機と宇宙戦艦に乗り込み、巨大ロボも操縦するという活劇は、もっと本気でやっていたらアベンジャーズやジャスティスリーグの先を行けていたかもしれないという、無駄な時間を本当に無駄にしてしまった感があります。子供時代の想像力をスター・ウォーズにつなげたジョージ・ルーカス氏はそれを無駄にしなかったんだねえ。