既に交流の途切れた人ですが、2006年当時アフリカで家畜への診療と伝染病予防接種活動をほぼ自費で展開していた「獣の女医」こと滝田明日香さんは、サバンナを縦横無尽に走り、走ればスタックして動けなくなるという七転び八起きのドクターです。彼女がその頃使っていたのが、1993年式ヘリーハンセン・リミテッドのエスクード。これを彼女が手に入れたのが2003年。ああ、今年はエスクードについては縁のある年回りだったと思い出しました。
既にエスクードは退役してローバーか何かに乗り換えているし、マサイ・マラでの活動もかなり大きく育っています。昔、知人から「エスクードが表紙写真の本がある」と教えられ、その内容に驚きコンタクトさせていただき、2007年につくばーど®で紹介した頃はまったく無名でしたが、情熱大陸の採用あたりでブレイクしました。今考えると、無謀っちゃ無謀ですが、彼女ほどエスクードとクロカン性能と日常を結び付けた人はいないなあと感じます。
※つくばーど®サイト上のマサイ・マラ診療巡回プロジェクトリンクについては、現在はすべてリンク切れしています(うっかり解除し忘れてそのままだわ)
2005年頃に、アフリカのザンビアに赴任していた友人が、現地で乗っていたのも初代エスクードと聞いていたり、先日テレビで紹介されていた、アフリカのネイチャーガイドとレンジャーをされている方もまた、三代目に乗っているのが映り、現地では評価が高いのだなあと嬉しく思ったことです。
三代目自体はスズキそのものが現地法人を通して、白サイ保護などの支援に車両提供したり資金出ししているので、知名度が高いと思われます。
2005年頃は、まさしく初代が国内から流出した頃ですね。
変ったところでは、イースター島で初代のレンタカーが借りられたという、行きたくなっちゃうじゃないかな逸話もあります。