土用どようと言ってるけれど、「ドヨウってなんなんだっけ」と老化してきた脳髄に鞭打ってあらためて勉強しました。木・火・土・金・水の諸元素に万物の根源を求めた陰陽五行思想が暦というか四季にも影響を及ぼしたものの、春を「木」、夏に「火」、秋が「金」、冬は「水」と当てはめていって、「土が余っちったよ」「なんで途中で土を飛ばしたんだよ」「土だから金と秋でもよくね?」「すると冬が水になっちまう」「水用どうでしょ?」「んー・・・どうなんだ」
などという喧々諤々があったかどうかは知りませんが、要するに陰陽五行もうっかり仕事とは言われたくないわけで、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間に「土」を割り当てることにしたのだそうです。まあしかし、やっつけ仕事と言っちゃうか。
この待遇によって、土用期間中に「土用の丑の日が二度ある」ケースも生まれています。日のめぐりに十二支を持ち込むと、丑の日は12日周期で回ってくるためです。今年は7月24日が立夏後の「一の丑」でしたから、立秋となる8月7日までにもう一回「二の丑」がやって来るのです。春にもこの二度丑の日はありました。
「その4月土用を待たずに『浜松丼』とかやって、7月の一の丑にも贅沢したでしょ」
「それはこれこれはこ・・・」
土用の丑の日は一年間に6回あります。その半分で鰻を食うのはやっぱり贅沢?
呼ばれた様な気がしたので(遅せーって)
まあ鰻も高くなりましたからねえ・・いま店で食べようと思ったらご予算おいくら位につくんでしょ?
そんなに散財出来ないんでもっぱらアタマ持ち帰りで宅食しております。
・・・んで、どこかのタイミングで暑気払いでもしますか?
世間では盆の休みに入りますがそうもいかない人々の仲間入りしたので、暑気払いはやれたとしても月末の週末しかないです。
暑気払うなら鰻なんて贅沢せずに麻婆豆腐作って(めんどくさいから買ってきてでいいや)、中華麺か焼きそば麺茹でてあえるくらいで充分でしょう。
場所は提供できますが声がけはしないよー。