Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

第2号+第1号

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BAA-02+01というのは、「シン・仮面ライダー」における仮面ライダー第2号のマイナーチェンジ版で、往年の「仮面ライダー」で新1号が纏っていた色彩のマスクや、スーツに2本線の入った姿に、旧2号のグラブやブーツをあしらった姿のコードにあたります。訳すとバッタオーグ(仮面ライダー)第2号+第1号。第1号であった本郷猛の意志を継承した、一文字隼人が戦いに臨む新しい姿として、終幕間際に登場しました。

しかし、それよりもずっと早くそれが行われていたのです。

98式AVイングラムのニコイチ説もありましたが。

技の1号、力の2号(後年、技と力が逆転した説もあります)といえば、和邇さんが運用していた2台のサイドキックも、一部でそう呼ばれていました。1号は10年前に退役して2号のための支援に回っていたもので、このほど最後のパーツを移植し解体となって、まさしく2号+1号という融合と継承がなされました。こちらは終幕間際ではなく、新たなプロローグです。無理やり演出されて和邇さんの方は迷惑かもしれませんが、なにしろドラマチックなリレーなのです。

求められるモノが変わったということ

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スズキがインドから持ってこようとしている新型SUVフロンクス(日本において新型)は、さてこれってSUVなの?(例えば駆動方式がFFオンリーでも括ってしまえるのか、とか、コンパクトさの中のユーティリティって優位性持つのか、とか)とも思うわけですが、わざわざALLGRIPにこだわる必要が無ければ、別にスタンバイ四駆で無くても安く買えるならいいですよ。というのがたぶん、昨今のエンドユーザーのニーズなのだと考えられます。

フロンクスって、四代目エスクードよりは小さく、クロスビーよりは大きくと、久々に自社内ニッチな車格で作られているそうで、OEM関係にあるトヨタで言えばライズ/ロッキー(ダイハツ)に非常に近いサイズと排気量。それでいてエスクードよりも長いホイルベースをアピールしていますが、これが2520mmですから2cmの差をエスクード(全長×全幅×全高:4175×1775×1610mm)より短い全長(全長×全幅×全高:3995×1765×1550mm)内に押し込めているとなれば、注目すべきは縦横寸よりも室内高で窮屈感が出ないかどうかでしょう。

三代続いたトールワゴン系エスクードも四代目では広義の意でステーションワゴン風に背丈を抑えました。この時点でSUVの行き場にクロスオーバーという隙間が各社の商品に浸透しているので、もはや腰高で足回りもがっちりと固めたフレーム車というのは、よほどの趣味性か実用性に目が向けられなければ、日常では必要性の薄いジャンルに流行の舵が切られているということです。しかしそう言い切ることもできないのが、JB64、74のあほみたいな納車待ちが続いていること。これは実用性と言うよりもうステータスとしての趣味性としか考えられません。

フロンクスの導入によって、ハンガリー製エスクードと、イグニスは販売終了となるそうですが、隙間車格である以上エスクードの後継車とは考えにくい。ジムニー5ドアを繰り出してくる情勢下に、需要の希釈を図ろうという意図は見え隠れします。しかしトヨタ版が売れるのかスズキ版が売れるのかと邪推すると、これほど面白みのないスタイル重視なだけのフロンクスに商機と勝機はあるのかなあと思わされます。

 

Team WESTWIN Warriors#190

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TDA2024年シーズンは2月25日にシェークダウンを兼ねた走行会を企画し、4月21日から年四戦が開幕します。ウエストウインではTA52Wのモデファイとともに、TA01Rの復旧作業を進めているところですが、01Rのエンジンはほぼ終わっている状態。まずこれを降ろして車体側の補強に取り掛かっています。載せ替えは必至なのですが、この機にツインカム化させるかとか最初からツインカムのエンジンにするとかは・・・決まっていません。

「チヒロのハンドリングもずいぶん上達しています。今はジムニーを扱っていますが、よりトレッドの広いエスクードに戻ればかなり速いはずです」

島雄司監督は、そのままG16Aを積む考えのようですが、これのリビルド品が出てくるのが「たまに」のことなので、まずユニットの確保が優先されます。

「熊本での耐久レースも、使っているパジェロジュニアがもうぼろぼろで、ことしは開催断念だそうです。同型車の中古車価格が高騰して台数をそろえられないらしい。新しいイベント企画には私も協力しますが、この状況なのでTDAの準備に専念できそうです」

そのTDAは、現在の土地所有者との交渉は友好的に進んでいるものの、ジムカーナを主催する団体の方がトラブルを引き起こしており、オーナーの逆鱗に触れたとか。いろいろとなだめすかしの手間暇もかかっているようです。

いったん?

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これが自販の素早き対応

~FRONXを2024年中に日本で発売する~ という専門紙の記事が、~エスクードの受注を今春でいったん打ち切るため、品ぞろえを補完するとみられる~ にかかっているところで「エスクード終了」の声が広がりつつあります。

・・・いったん って、何?

「そう言えば自販の営業、エスクードとイグニスのカタログ持ってこなくなりましたねえ」

やめてよそういう話題。とは言ったものの、たぶん次のクルマが人生最後のクルマになるだろうから、僕はここで選択をミスってはならないのですよ。

 

Team WESTWIN Warriors#189

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連載は無くなりましたが雑誌は送られてくるという律義さともやもやを感じるなかで、休載か打ち切りかは知りませんが、あの目を覆わんばかりのひでー漫画もページが消滅しています。まあその分ジムニーページ増量ですからいよいよ読むところなんかねーよ。

なのですが、僕が書いているわけではありませんけど、この雑誌に三代目エスクードが載る「TDA」特設ページだけは、まだ一矢報いております。

昨年から川添哲朗選手がパイロットするTA74Wは、ヨーロッパでJ24型を積んだラリー仕様ではありません。各部に補強を入れたとはいえ、現状では国内市販ものを使っています。三代目ショートのユーザーさんに良い刺激となれば幸いなのです。あちこち壊れていきなり手負いのエスクードですが、それでいてリミテッドクラスは優勝し、昨シーズンを幕引きしてくれました。結果は結果ですから扱わないわけにはいかないのです。へへんだ←大人げないよなあ

 

Before Twenty Years

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О・ヘンリーだとAfter~でしたが今の今日はまだ何も動きが無いので20年前のことを。2004年1月22日、先代らすかるの積算走行距離が35万キロに達していました。20年前だとESCLEV記録ではこの時代、尼崎で退役した1600ノマドが58万キロという途方もない距離を刻んでいましたが、ここまででも大変だったのです(今なんか更に荒行苦行ですが)。現在ではEscudoMilage括りでなら10台が30万キロを越えて現役で走っています。

秋にあらためて先代に触れる予定ですが、2004年は月軌道までたどり着いた最初の経験値を得た年でした。過去の栄光に過ぎないですよ、でもこういう節目を通過してきたことが、今の自分を形成しているよなあと思うのです。

観に行っていたら釘バットだった

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結局「ジムニーのハマー化」だったというオチで、なーんだと思っていたら見てくれだけでこのJ1のフレームとエンジンはエスクードのものだと。H25Aを積んでいると。僕の目も節穴ですがこの人だって「ジムニー」だと思い込んでる

この馬鹿助がーっ、こんなふざけたもん作るのに貴重なフレームとエンジンを浪費しやがってーっ!

←ちょうど20年前でしたよ、ありていに言えばボディワークの腕前はまだこの程度なんだなあとも感じました。偶然追い越されたことがあるんですが、この頃はまだ初代の中古車も豊富だったので、「へー、エスクードベースでこんなの作るのか」くらいにしか思わなくて済んでました。ひょっとして、この頃からフレームもエンジンもここんとこの作品まで使いまわされている?

 

これは売れる!・・・かも

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Cyber‐Kさんから左図の写真が送られてきました。

もうすぐ2歳になる息子さんと散歩中、転んで膝をすりむいてしまったそうで、このとき彼は初めて「いたい」という言葉を明瞭に発声し、とーちゃんそれに感動したのだけれど、相当痛かったらしく泣き出すほどで、応急手当てとしてドラッグストアで買い求めたという絆創膏です。

140番は四代目エスクードが発売された時のトミカナンバーで、エスクード自体は既に廃盤になりましたが、こんなところに引き継がれているんですね。

「最近トミカにはまっている息子のためにトミカのばんそうこうを探していると、あるではありませんか!エスクードが描いてあるばんそうこうが! 他のトミカのばんそうこうは見たことがありますが、エスクードのばんそうこうを見たのははじめてでした」

トミカブランドのエイドグッズがあるということを僕も知りませんでした。スケーターという会社が扱っているそうです。まあねー、娘らにミニカー買ってやることなんか無かったものなあ。その昔、霰の肌着を買いに西松屋に出かけたとき、初めてプラーゴの初代ミニカーを見つけ、これが沢山あって買い占めたのは、自分のためでしたし。

「いやいや、息子が『痛い!』と発した時の感動と同じくらいの感動が」

うんうん、わかるぜとーちゃん

考えてみれば交代時期か

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これが来るのか来ないのか

東京オートサロン2024が開幕しますが、スズキが先月発表した出品予定分に限っては、9台のうち、エスクードもジムニーも出番が無いようです。ジムニーは、出すならシエラの5ドアは避けて通れないでしょうけど今年後半の国内投入を控えて慎重スタンスなのかもしれません。

エスクードは、よく考えてみたら四代目の登場から9年目となり、ぼちぼちモデルチェンジが取りざたされてもいい頃合いです。何やらドイツじゃ「深海」、イタリアでは「夜」とかいう特別仕様が出てきましたが、ヨーロッパでの梃入れもモデル末期を感じさせます。

しかしマジャールスズキによる新型の気配が薄いというかよくわからない。一方でマルチスズキインディアでは既にグランドビターラの新型がデビュー済みで、メキシコからもグランドビターラ・ブースターグリーンが登場しています。以前はビターラとグランドビターラの車体区別が行われたこともありますが、ブランドを分けて国内投入してくるとは考えにくい。

インド版にはトヨタとの提携ОEМというしがらみがあり、トヨタにはダイハツの不正問題の影響がかかっている。するとインド版のトヨタブランドを持ってくるのではないかとも邪推できます。その風向きから、スズキ側にも何かしらのアクションが起きそうな予感がしないでもない。それがグランドビターラの冠なのか、五代目エスクードへの布石なのか、興味がわいてきます。

今そんな心配をして何になる

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と、宇宙戦艦ヤマト艦長沖田十三さんの小言が脳裏をよぎるのですが、ふと気になりだしたBLUEらすかるのオドメータ。果たしてこのメーターは、999999キロの次、ゼロにリセットされるのでしょうか。これまでⅡ型の初代1600では2度、5桁のメータでゼロへのリセットを確認していますが、6桁版も同様にリセットされるのかどうか、僕自身も見たことがありません。というか、きっと誰も見たことはないんですよこんなもの。

何でそんなことが気になりだしたかというと、初代エスクードのような機械式ギアのメーターではなく、デジタル表示のメーターを持つ自動車の中には、「999999の先が無い」実証がリポートされているのです。ああなんともったいない・・・と思ったものの、よく考えてみると、この数字のままの方が本当に走ったことを証明できるのかもしれません。

初代エスクードの場合はどうなのか。当然、出荷時にはゼロ並びだったはずですから上一桁のギアに0はあるはずですが、そこまで歯車が回らない仕組みになっているのかいないのか・・・

教えてくださいスズキの人!(お客様相談室では「わからない」ってことです)