Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ノウハウ活かせても時代に沿うのか

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book技術やノウハウは何年経っても役に立たないということはない。だから今、オフローディングハウツームックが出てきても邪魔にはならないでしょう。

ただ、今回僕のところに送られてきたこのハンドブックは、時代の趨勢に沿ったものと言えるかどうか悩むところです。ここに書かれているノウハウは、オフロードコースにおいて駆使する分には何も問題ないけれど、そのまま野外に持ち出してということなら、「これをやってはいけない」ページを割くべきです。

かつて4×4マガジン誌などは、四駆がフィールドを走ることについての社会的責任について、丹念に警鐘を鳴らし助言を怠らなかった。だからといって、四駆は危険な乗り物だ、などという物言いは僕自身「自動車全般そうだろう」と否定しますが、フィールドから締め出しを食らうようなことはしてはならないという4×4マガジンのスタンスには共感があります。

この手のハンドブックは、今だったらそこにポイントを置かなくてはならない。もちろん日本ジムニークラブや有志は相模川などのゴミ拾いボランティア活動も展開し、四駆が走れる場所の社会的責任に基づく環境維持を行っていますが、ならばこそなぜ、そういった助言をノウハウの中に盛り込まなかったのかが残念です。

 

野鴨屋的珍事

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%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a6こんなこと言ったらRV4ワイルドグースに失礼なのはわかっているのですが、90年代ならいざ知らず、いまどきこの店の軒先にエスクードがずらりと並ぶ光景なんて、まあやっぱり珍事です。

「そんなことないよ。俺だってエスクードに乗るのは3度目なんだよ」

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a62とは、今回TD51W(右端)を所有するに至った同店の、というより初代エスクード開発の父・二階堂裕さんの談。しかもこの車体色。エンジン形式だけ異なる、まるで分身の術。これはもうお店が定休だとわかっていても押しかけて並べてみたくなるじゃありませんか。というようなことを8日のブログのコメント欄でほのめかしておいたらば、こうなりました。まさしくスーパームーン(前日)効果です。

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a63二階堂さんのエスクードは97年式の最終型。30万キロにリーチがかかっていますが、車検は2年残っているし、全体的に塗装がやれている程度で、一般流通するるタマではないにせよ、状態を理解して乗る分には問題は少ないようです。

「フレームを持つ車は丈夫で長持ちすることをこの車で紹介するよ」

%e5%8e%9a%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%a64それにしても厚木からの帰路で渋滞するのはある程度覚悟していましたが、往路も復路も渋滞皆無で走れたのはありがたい珍事でした。津久井浜の準備に行ってきたという和邇さんからみかんと三浦大根をもらったので、16時30分に圏央道に入り、仙台には直接戻らず基地に立ち寄るため北関東道を走り2時間ちょっとで笠間PAです。給油していたら、温泉旅行帰りのコムロ夫妻がいるではありませんか。

%e5%8c%97%e9%96%a2%e6%9d%b1%e9%81%93%e3%81%ab%e3%81%a6「さっき華麗に追い越されましたよ」

あらっ、暗くなってしまったので気が付かなかったよ。屋根も身軽になっているし・・・ てなことで立ち話のあと基地に帰宅したら、19時ごろこのブログがクラッシュして記事も写真もすべて消え去っていました。管理者のりんもんさんによって復旧済みですが、満月の前後っていうといろいろあるのです。

 

 

冬装備換装

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昨年の車検時にも下回りにアンダーコートは塗っていましたが、1年経つとこんなもん、というくらい融雪剤の影響が出ています。今年はアンダーコートをやめてハードワックスを塗装します。本来なら浸透性の防錆剤も車体パネルの内側から全体的に注入してやりたいところですが、部分的には「これもうやっても効果ないでしょ」という哀しい現実も目視確認。「効果なくてもやってよ」のオーダーです。

 

%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0施工後・・・あまり見てくれの変化はありません。黒いのと銀色とに塗り分けはできてます。どれくらい効果が出るかですが、やっとかないよりはましでしょう。あとはタイヤ(まだ好感していない)なんだけれど、これは2シーズン目でまだ使用に耐えるものの、夏物よりサイズの小さなことが災いして、低速度域でリアがバタバタするのが問題。あれならシーズン中スパイクタイヤ履かせっぱなしでもいいよなあと思うけど、粉塵だの騒音だので禁止だというのが今もって解せません。

 

限りなくマイアミに近いブルー

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%e5%90%8c%e3%81%98%e8%89%b22沖縄在住のマミポコさんが所有するTA01Wは、それ自体が現役で使われている貴重な個体であると同時に、偶然にもBLUEらすかると同じマイアミブルーメタリックⅡという車体色で、たまに久米島あたりに渡ったりもしますが(もちろんフェリーでだよ)、ほぼ沖縄本島のみで30万キロを走り続けているとんでもないとてつもないエスクードです。

最近、塗装に及ぶ修理を行ったついでに、6年ほど前に進呈したミニカー(既に10年以上前に絶版)にも塗装を施しました。

おぉ、まさに世界でたった1台のアイテムだぜ。

考えてみたら沖縄は北緯26度あたりの島。マイアミとは緯度にして1度の差なのです。ニライカナイの空と海はの色は、限りなくマイアミに近いブルー。BLUEらすかる以上に空色のクルマと、同じ色のミニチェアというコンビネーションは実に羨ましい。

今だから?

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レッツゴー4WDは時折、ちょっと古い世代の四駆を「ネオクラシック」と称する。このちょっと古いというのがなかなか難しい。西暦2000年のこっち側にいるモデルは、この企画にはまだ早い気がするし、2代目までのエクストレイルや5型あたりのJB23をネオクラシックと言っちゃうのは乗ってる人たちに悪いような括り。ましてやハリアーの30型を今だから乗りたい名車に選択するのかと思うと、時代の変遷を感じずにいられません。でもそれらは見開きで構成されている。

同企画の最後のページに、我らがエスクードもグランドチェロキーと同居の2分の1ページだけのっけっているわけですが、こっちはこっちでなんだかもう、ネオなんて冠をつけてもらいたくない気分です。それじゃあエスクードの世代がクラシックなのかというと、そう簡単にはいかない四駆の黎明期から80年代あたりにかけての質実剛健な車体骨格とは一線を画して・・・いや画されてしまいます。この程度の扱いなら、最初から外してくれた方が潔い。そうでないならもちっと厚遇してくださいな。です。

翻って同じタイミングで唐突に、なぜかGOOUTが80年代に輝いていた四駆とSUVの狭間という記事を載せていて、四駆から乗用車に歩み寄っていったモデルと乗用車が四駆っぽく着飾った事例を比較し、RVブームの方向性を決めて行ったテラノ、Mu、エスクードを取り上げています。まあその、これも回帰的な話題なのかもしれませんが、今だと乗りたくても簡単には手に入らない。といって30年後にこの手のクルマが回帰してくるかというと、それもないでしょう。

とすれば、今これに乗っていられる人々は、こうした企画の範疇においては幸福なのだと言ってもいいでしょう。石の上にも30年弱ってところですかねえ。

かまってもらえないので←だめだろ!

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発売は明日の9日ですが、スーパースージー誌097号にBLUEらすかるの最長不倒距離樹立の記事を書かせていただきました。

「人にかまってもらえないからって公私混同じゃありませんか!」

と、娘らに叱られる始末です。

ま、そうだよね。こういうのってメディアが見つけてくれて取材を受けて雑誌が出るのをわくわくして待っているものです、普通。事実、先代の30万キロとか40万キロのときはそうでした。自分で走らせて自分で原稿書くって馬鹿みたいです。だから極力、自分の車を素材にするのは避けてきたのですが、この機会を見送ったら次はないかもという欲と煩悩に負けましたです。

0913ついでにばらしてしまうと、この記事のメイン写真は、まだ60万キロに到達しておらず、樹立の2日前に撮影しておりました。締め切りまでのスケジュールで、そこしか時間をとれなかったため、霧雨が降っている中でのすっきりしないカットになってしまいました。

誌面では芝地に乗り込んでいるように見えますが、そんな無粋なことはしてませんので念のためボツにしたカットを出しておきます。

でも締め切り前に記録樹立できて、メーターの写真撮れているんだからそのとき車体も撮れてるんじゃないのか? と、そこは突っ込みどころだと思います。思うんだけどまず誰も突っ込んでくれないのが世の常ですから、自分で突っ込んで結果的にボケています。

0915もちろん撮っています。がしかし、絵になる風景の現場で記録樹立できるほど都合よく距離は出ないのです。こちらがそのときの撮影ですが、なんかもうどうでもいいカットでしかないわけです。

メーター撮影してから絵になる場所へ行けばいいじゃん。と言われそうですが、従前ならまだしも従後だと記録にならないような気がしてそれができません。

で、その週末だった連休には温泉なんかに行っちゃってるので原稿は書かず(おい)、翌週末にまとめて、月末に入稿してました。締め切りよりも10日早いぜ。とこっちは思っているけど、編集部がそう解釈してくれているかどうかは定かではありません。

さて次号は1月なので12月10日までに記事を作らなくてはならないのですが、今月中になんかイベントでもやれればそれを素材にできるんだけどなあ・・・ ←すっかり他力本願

 

61W 61万キロに至る

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610000kmそういう数字の共通性はあとになって気がつきました。

9月15日の60万キロ通過から50日め。妙高行きなどもありましたから距離は出やすい時期でしたが、この間ワイパーアームの錆による交換、補助灯がリレーの錆によって接触不良点灯不可能となる修理、バックドア開閉金具が錆劣化(なんか錆ばっかりだな)でバラバラに断裂と、マイナートラブル三連鎖でした。

2016%e5%86%a0%e9%9b%aa年式相応ですからあまり驚いてませんが、ここへきて外気温が下がってきたため、メーターケーブル内の潤滑剤が減少していることと相まって、冷機状態時にクラスターの奥から擦過音も出てきました。一時期、ヒーターが効いていないような心配事もあり、サーモスタット故障かヒーターコアか? と点検もしました。仙台は紅葉時期だけど盛岡に来たら冠雪してるんだから、暖気中に温風出るのが遅くなってるのも無理もないです。19日まで冬仕様に換装させる時間的な余裕がないのよ、それまで凍結路とは出くわしたくないです。

荒療治

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%e9%8c%86%e3%81%b3%e3%81%9f%e3%82%8f去年の2月に錆落としして塗装したワイパーアームでしたが、錆落としが不十分だったためか塗装の下からじわじわと新たな錆が浮き出してきて、これが目の前でぶんぶん動くのでもううっとおしいのです。侮れないのです、東北の冬道と融雪剤の脅威。ぷらすBLUEも車検の折に紫外線でぐずぐずぼろぼろになっていたステアリングコラムカバーを新調してやったことだし、こっちもここらで手入れをしてやらねばなりません。

てことで、荒療治です。アームごとワイパーを新品に交換。

・・・なんだこのとっても雑にしか感じられない手入れ。一番効果的な手段なはずなのに!

ノマドからのスイッチ

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奇しくも二人とも、V6ノマドの中でもベストセラーに属する95年式ゴールドウインからの乗り換えとなりました。kawaさんは直4‐2000のTD54W(写真上)、s.DoさんはV6‐2700のTD94W(写真下)

偶然にもほとんど同じタイミングで、それぞれ「たまたまそこに出ていた」という巡り合わせだそうです。乗り換えの選択肢なら他にも沢山あったことでしょうに、エスクードからエスクードにスイッチ。しかも二人同時に、というまさしく「数奇な」(こらこら)決断には脱帽です。

ひとたび走り出すと600でも700でもキロ数を出していた弾丸ノマドからの54W。昔取った杵柄だったらライトウエートスポーツで韋駄天だった出自が絶対に飛ばさないドライビングに変わり、トルクの細いV6‐2000で燃費レースの上位に食い込む軽巡ノマドからの94W。この2台がどんな走りを見せてくれるのかが楽しみです。

s-do94

林道日和とやっぱり撤退

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%e7%b4%85%e8%91%89%e3%81%ae%e5%b1%b1標高1000mより下でも紅葉が見ごろになってきました。といって紅葉見物で山道に出かけているわけではなく(写真撮ってる時点でうそつきだよね)、そういうところに用事があったりそこを通らないと相手に会いに行けないので、少し時間を前倒しして移動しています。林道であるがために林業や工事用の車両の往来があり、こちらも速度が落ちるためです。まあそのおかげで結果的に景色も楽しめるのですが。

%e7%81%bd%e5%ae%b3ことしの台風10号による土砂災害も各地で影響を与えていますが、昨年9月の関東東北豪雨の爪痕がかなり大きい。あのときは茨城県や宮城県の河川氾濫に耳目を奪われていました。しかし山形県でも被害が出ていて、最上町の赤倉温泉なども内水氾濫で床上浸水に至ったそうで、温泉街を流れる小国川を遡って行くと、沈下橋が濁流で押し流され損壊。復旧工事で通行止めとなり、県道最上小野田線では宮城側に抜けられなくなっていました。

2012%e5%a4%8f4年前の夏にここを抜けたときの写真を引っ張り出してみると、橋・・・というか渡河用道路というかの様子がわかりますが、これが丸々損壊してしまったようです。この地点に用事はなかったので、県道の舗装区間のうちに撤退・・・舗装区間? あらっ、4年の間に温泉集落を抜けたあたりの畑道が舗装化されていましたよ。ということは道路修繕も兼ねてこのダートの県道はどんどん未舗装区間が無くなっていっちゃうのか。