Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

軌跡から布石へ

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4月22日の夜に、古くから交流のあるエスクード仲間が今尚定期的に、オフラインミーティングに限らず様々な機会でコミュニケーションを続けていることを書きまして、

さすがにまだ4代目のユーザーさんは登場していませんが、いずれ誰かが・・・とつぶやいておりました。

 

その「いずれ」が、わずか8日後に形になってしまうのだから、世の中万事塞翁が馬なのかもしれません。そろい踏みしたエスクードは右から初代、2代目、3代目2台と、新型の4代目です。おそらく世界初(笑)。スズキの歴史館にだって並んでいないと思われます(あっ、大きく出ちゃったよ)

「つくばーどでなければできないことです。今夜やらなくてどうするんです」

と、フライドチキンをかじりながら雑談しているさ中、cyber-Kさんが提案し、同席していたSIDEKICKさん、狼駄さん、コムロさんも意気投合して実現しました。さすがに基地の庭では整列させられないので、明りのとれるところまで出かける必要がありましたが、話が決まったら行動の速いこと。山を降りたらもう先に出た4台の姿なんかどこにも見当たらないという。

モデルチェンジと変革を遂げながらも、現時点で28年のエスクードの歴史が凝縮した瞬間です。あー、家内を口説いて修理の終わったコンバーチブルも持ってくればよかったと多少の後悔はありますが、足りなかったモノやもっと広がりを持つバリエーションを考えれば、それは後の楽しみにとっておけばいいのでしょう。

これは布石です。インターネットを通してこれをご覧いただけた歴代エスクードのユーザーさん。いつか、どこかでお目にかかりましょう。そういう機会を模索し、何かの形で提供していきます。

 

 

げにまっことなが?

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土佐ほんとに土佐から来てました。

しかもこのあと、伊達まで走るという(開いた口がふさがらない・・・とは言えない)ので、手負いのBLUEらすかるを主治医に預けて、乗せてきてもらいましたよ。

いやーだって、突然来やがるんだから、遭うと労働ですよ。

 

 

糧を求めて砂漠に迷い

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試運転どうせこうなるだろう。

と、思われてる通りになるのがなんかくやしい。

てな具合で試運転が始まったわけですよ。

ところが・・・

 

右リアななな、なんだこりゃーっ

昨年11月にこれ組んでからこっち、クロカンなんかやってないのに。でも2万5000キロ走ってはいるんだよな・・・

「車高上げていると、保証は効かないって取次店が言うんですよね」

主治医が申し訳なさそうに言うのですが、ばかやろー!(取次店に対して)、なんのためにランチョ入れてると思ってんだ正論ぬかしやがってこのぼけがーっ!

で、保証なんかどうでもいいからさっさとリア左右1セット持ってきやがれという顛末です。

 

とどろく叫びを耳にして

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IMG_8727なんかねー、こっちに向かっているらしいですよ。

えぇー? 片道880くらい?

ひとまず30日朝から防空警戒態勢としたいんですが・・・

うちのエスクードはまだ2台とも入庫中なのだった!

スイング‐バイ

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11wコンバーチブル所有のたぐちさんとV6ノマド所有のkawaさんが、共に4月から5月にかけてそれぞれのエスクードを退役させることになったので、エスクード・マイレッジとマラソンクラスのお話をまとめておこうと思います。今でこそ自家用車が20万キロを走ることは珍しくなくなりましたが、それ自体は個々のユーザーにとっては日常でありながら負担であったり愛着の表れであったり少なからず『我が家の自慢』と言って差し支えないことです。

01r-4これが30万キロを越えると偉業の域。彼らが現役のうちに綴っておきたかったのは、約290台が登録されているエスク・マイレッジの半数が退役した中で、30万キロを越える個体がほぼ現役である(約1台、不動車と化していますが)ということです。事実上退役しているのは、マラソンクラスの引き金となった伝説のノマドと、うちの先代らすかるのみで8台(うち2台は連絡途絶)が現役個体。沖縄のマミポコさんに至っては沖縄本島だけで30万キロを走っているつわものです。

itoさん のヘリーハンセンとうちのBLUEらすかるは50万キロを越えており、kawaさんも50万キロで節目とする宣言。一時的とはいえそれほどの走行距離を持つエスクードが3台同時に存在するということは、以前だったら考えられませんでした。しろくまさんは既に何度もエンジンを載せ替えて個体維持するやはりつわもの。これだけ現役古参の個体がいるということは、マイレッジには登録されていないけれど、「うちのもそうだよ」と走り続けるエスクードは、もっと多いのではないかと思われます。

ところで、マラソンクラスはひとくくりに「30万キロ越え」を目標にしていただくカテゴリーですが、越えた個体はどうすればいいのかと言えば、「月と地球の片道距離を目指す」ことが第2の目標となります。さらにそこを通過してしまった場合、「もう行けるところまで行きましょう」と突然いい加減な話になっていきます。

月と地球の往復という、それはさすがに遠大すぎる話だからです。しかし、月の向こう側だと火星になってしまい、それこそ束になってかからなければたどり着きようもありません。30万キロを越えているという事実は、それでも地球帰還の可能性を否定しない稀有な存在であるし、区切りをつけるにしても誇らしげに退役してほしい個体なのです。

さて現実的な話として、人類は地球からどれ程遠くまで到達しているのか。これこそが月の裏側にあたるわけで、アポロ計画などに従事した宇宙飛行士がその際たる人々です。その中でどのクルーが最も遠い軌道を描いていたかというと、月面から約254キロ上空を経てスイング・バイし帰還した、他ならぬあのアポロ13のクルーでした。

46年前の本日(北米時間)、13号は奇跡の帰還を果しています。

寝てられない春の暁

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春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少

ま、明るくなるころにはすでに目的地に移動済みなんですが。

そんなわけで、東北だって冬も終わろうというのに(その割に仙台、雪降りましたが)またまた、またもや代走のぷらすBLUE。こっちだって回転計直っていないし、オイル下がり修理に出すつもりだったのに・・・

 

カルネアデスの舟板

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2boxsedan先代らすかるをロストしたとき、エスクードは三代目が登場したばかりの時期でした。いろいろな葛藤の末、目にしてしまった錆また錆の61Wを放っておけず、当時新型だった三代目にも、程度の良い中古車がいくらでも手に入れられたであろう二代目にも立ち止まることなく、BLUEらすかるを誕生させました。

そして今回、四代目が登場した直後の、エンジン回りのトラブル。

あのときと、何とも似たような状況下で、今後の運用についてはぷらすBLUEの限界も含めて熟考を迫られています。これは、一度は掴もうとしなかったカルネアデスの舟板の、二度目の機会なのだろうか。

いま、次号のスーパースージー誌に寄せる原稿の校正で、cyber-Kさんがまとめてくれた四代目エスクードの印象について読ませてもらっているのですが、まったくの物書き素人ながら、Kさんは力いっぱい「楽しい、気持ち良い走り」のことを伝えてくるのです。

ふたみさんも修理代車のこととして2WDエスクードのことを報じてきてくれていまして、揺さぶるゆさぶる(笑)

少なくとも今から5年先のことを考えると、それはそれで正論なんだよなあと思います。

 

粉   砕

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CDI二番シリンダーのCDIとプラグがこんなことになっていました。

CDIユニットは20万キロの頃に新規交換したもので、プラグは47万キロのときに新調したものでした。

うーん・・・これは予見できなかったよ。

 

万事休す

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右バンクの一発か二発に異常発生。

CDIのコイルあたりがすっ飛んだ程度ならいいんですが、ピストンそのものだったら・・・

最長不倒距離まであと8500キロ。

しかし1メートルも動けません。

 

審   議

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1995年に封切られた、大友克洋さんの監督による「MEMORIES」のエピソード2に出てくるシーン。ただ出ているだけで本編とは全く絡んでいないし、めんどくさいのでストーリーの解説はしませんが、前から2番目に並んでいる車から目が離せません。メカ作監とやらがいるのにそちらは戦車だの航空機だの宇宙服だの蕎麦屋のカブだのにかまけていて、自動車のモブシーンとなるとまるでへたくそな原画なことは前提として。この車両の種別は審議の対象にしたいと思います。

1.けっこう立っているのと上方向に絞られているフロントグラス

2.サイドミラーの形状

3.外枠に関してはてんでやる気のない線引きながら、内側にあるウインカーレンズとヘッドライトユニット

4.そのさらに内側に続くラジエターグリル

以上の観点から、この原画はTA01Wを描いたつもりではないでしょうか。

フロントバンパーなんかも、かなりてきとーに処理されてしまってますが、まあこういう形の社外品が無かったわけでもないですし。なんかこう、ダイハツラガーとのハイブリッド化させられているような気がしないでもないんですけどね。