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  ~懲りない傾向~

フォースとともにあれ/技術と予算も

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ん? 一人・・・

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が公開となります。ジョージ・ルーカスが70年代後半、少年時代からスペースオペラの9つのエピソードを温めながら、そのうちの4番目の物語を世に送り出し、とうとう最終章までやってきました。

78年にそのエピソードⅣを観たとき、こうなるとは思ってもいなかったですよ。40年以上かけてひとつの舞台を完結させるほど、壮大というか呑気というか。関係ないですが小松左京さんは存命中、「さよならジュピター」原作小説内で「スター・ウォーズ30」という言葉を綴っていましたけど。

それでふと思ったのです。

今まで、資金と物量で作られてきたスター・ウォーズのシリーズも、圧縮して物語をまとめると、9本も要るかこの映画? と言えなくもない(いやいや、要るんですよ実際には)。40年以上かかったのは、エピソードⅣの時代では、ルーカス氏自身が技術と予算の問題で一気に描けなかったという事情があってのことですが、それらのハードルをクリアしながらエピソードⅨに至る。これだけ時間と資金と技術を投じていけば、そりゃシリーズも膨らみますよ。

この比較対象で、真逆のポジションに置き続けてきた、東映の「宇宙からのメッセージ」を思い出すと、逃げようがないほどそれなりのものしかできない。讃えたいところが一つもない東宝の「惑星大戦争」よりはマシとはいえ、ほんとに総論としてはとほほな映画だったのです。と、今まで言ってきました。でも、ほんとにそうなのか?と、ふと考えが揺らいだのです。

洋画がヒットしたら似たような路線を速攻で作って当てに行く。という東映路線にのっかって作られた「宇宙からのメッセージ」は、観ようによってはスター・ウォーズが9本もかけて描いたスペースオペラを、たった1作でやってのけている。これは光子帆船プレアスターの美しさと、楽曲の中のエメラリーダのテーマのすばらしさに次ぐ評価軸だったのです。ストーリーを日本の冒険活劇の古典(南総里見八犬伝)に求めたとはいえ・・・、否、欧米のいかにもな神話なんぞに頼っていない時点で、東映流短期間でまとめた企画として、企画力はたいしたものだったんだよと、今更ですが気が付きました。

松竹にやらせたら「男はつらいよ」のシリーズなんか30年かけずに49本できちゃってるんですもん(50本目はこの27日に封切り)。まあそれを言ったら洋画の世界にもスーパーマンやバットマンやスタートレックがあって、ターミネーターがにじり寄っているとも言えるのですが。それらに仮面ライダーとスーパー戦隊をぶつけるのはまた別の話ですからやめときましょう。

ヒロインだってさー(それでそこかよ)、キャリー・フィッシャー、ナタリー・ポートマン、ディジー・リドリーと比べたって、志穂美悦子さんまったく引けをとらないじゃないですか(すいません、僕はパドメ・アミダラ役のナタリー・ポートマンが一番だと思ってます)。

 

 

 

 

Christmas

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毎回かわいい~♪

病院のロビーにて。

毎年行くのがこの時期で、飾りつけが楽しみだったりして(笑)
踊ってるサンタさんは去年と同じ外来受付のカウンター。
入口すぐの喫茶スペースには、今年は毛糸の羊さんがモフモフしてました。

2万キロの壁

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これはイメージ

1972年12月7日に打ち上げられたアポロ17号は、歴代の月着陸ミッションで様々な「最長、最大」の記録を打ち立て、19日に地球へ帰還しました。わずか2週間未満にもかかわらず、17号はアポロ計画において最も長く宇宙に滞在していたそうです。

それにしても、往復768800キロを13日(月面滞在を含め)でやれてしまうのがロケットの世界。同じ距離を自動車で走ると、15年かけても帰ってこられませんし、多くの場合そこまで1台を走らせる人が、滅多に出てきません。

まだ空の上です

15年かけても、と書きましたが、これは僕が今のエスクードTD61Wを走らせ始めてからのカウントで、まだ14年めです。この個体はそのとき既に9年を走り中古車販売されていましたから、事実上23年かかって、あと20000キロを残しています。

いつとも知れないと言いながらも、去年の夏頃は、2019年末には帰還できそうなと皮算用をしていたんですよ。現実には6月に赤道上空まで戻りながら、半年経っても16000キロしか降下できていません。再計算して2020年夏か、年末か。大気圏の壁はなかなか手ごわいです。

必死。

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5本先の電柱が見えない・・・

年一の定期点検で先日した検査の結果を聞きに病院へ。
「12/11以降でしたら(聞きにくるのは)いつでも結構ですよ」
と言うワリに、年内は午前中しか空いてないという・・・
年明けまで引っ張るのも面倒なので、18日の9:30に予約。
朝は走った事ないけど、どのくらい掛かるかなー?
なんて思いながら、起きて雨戸開けたら・・・

「何だよこの霧はっ!」

電車で行こうかとも思ったんだけど、色々面倒くさいのでのまちゃんで出発。
ナビで検索すると〝44分〟と出る道のりですが、普通の日中で1時間弱掛かります。通勤の時間帯って事を加算して、1時間半って考えて家出たんだけど、霧は計算外だぞ霧は・・・

バージョン1.5撮影の苦悩

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人気のパン屋のイートイン(といってもちょっとしたカフェ)…の外のテラスで撮影しました。

店建物に一番近い駐車位置を確保するため朝7:00の開店と同時に入店。
外のテラス席も確保できたのは良かったのですが、とにかく寒い。というかこの時期の朝早くに外のテラスで食べる輩なんていません(笑)

店内は早々に満席になったのですが、窓際のお客の目線が気温と同じくらい冷たい…。
まあ、撮影し始めたら意図は分かってくれたでしょうけど。

肝心の撮影ですが、食べ物と車の間にあるデカい植木が邪魔。
店の食べ物を撮影しているのならまだしも、さすがに車メインの撮影で店員には「どけろ」とは言えなくて…(笑)

つい最近買ったミラーレスの動画ですが、フォーカスの調整を予習してなくて、オートで撮影したらこんな動画になってしまいました。
撮影を終えた頃には店内が一席空いたので、早々に避難。
セットの味噌汁は完全に冷えてましたが(笑)

凝り始めると凝り性なCyber‐Kさんです。楽屋のやり取りで「カフェの窓とかテラスから」・・・などと耳打ちしたらばこうなりました。

どこかわかる人手をあげて

いやー余計なこと言っちまったよ外野の分際で。アイスティーとは言ったけどサンドイッチやらスープ(実際味噌汁でもみそしる言うなってば)までは要らないのですよ。いやむしろ、これはボリューム足りない。二人分あったほうがいい。

それよりも、昔やったよなーこういうの。と、開店前に押しかけていたのを思い出しましたよ。開店前だから窓からどころじゃないんですが。

そんな事があるもんだ。

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目がテン・・・

ゴルフ場に向かう途中、野田の辺りで追い抜いたワーゲンバス。
窓から調理道具がチラリと見えたので
「キッチンカーに改造したバスだねぇ」などと新月サンと話しておりました。

で、今度は帰路。
もうそろ家も近いぞという辺りで信号待ちをしたら、前に停まっていたのが・・・

「朝追い抜いたバスじゃん?!」

・・・どこかのイベントにでもお出かけになってたのかしら。

真実と正義と美の化身

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エヴァんときもこんな背景で後ろ姿だったな

庵野秀明さんの目指す「シン・ウルトラマン」の姿が公となり、原点のウルトラマンをデザインした成田亨さんのビジュアルに回帰するという、乾いた言葉で言えば「やり残しているのはそこしかない」カラータイマーの撤去が目を引きます。

それは成田さんが求めた真実と正義と美の化身の体現なのですが、令和の人々はこの姿をウルトラマンのスタンダードとして認識していく。別に悪いとは思いませんけど、昭和のリアルタイムでファーストコンタクトした世代には、胸の点滅は「あるべきもの」だったんですよねえ。

生ゴルフ みたび

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天気良かった♪

今年も新月サンに連れられて、3ツアーズ観に行ってきました。
しぶこちゃん人気で、観戦客数大幅増・・・
去年より早く駐車場着いたのに、奥のそのまた奥へ誘導されましたよ。
ゴルフ場に行ったら早々に人だかり。
しぶこちゃん目当てと思われる方々が前の組からずっとお待ちになられてて・・・

見えん(汗)

またしても新月サンの誘導であっちに行ったりこっちに来たり。
でも去年と違って筋肉痛にならなかったのよ・・・お尻は。
なぜか肩と頸がゴチゴチになってて、湯船に浸かるまで辛かったー・・・

潮風の音がもう一度届くように 和邇さんの手記051

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早朝、フェリーで久里浜から金谷に渡り、南房総を時計回りに280㎞。ごーちゃんの慣らしを兼ねて、のんびりと走ってまいりましたです(笑)
春になったら菜の花見物に再訪してみるつもり。

今回は、あの新帝国の変な科学者ではなく、和邇さんご自身のツーリングとSSレイドレポートです。です、と言っても、↑これだけですけど。

久里浜の埠頭から、日曜始発のフェリーだと6時20分。のんびりってものでもなく、まだ真っ暗なうちに自宅を出発しているはずで、これに同行するお嬢も早起きというより徹夜明け?

何にしても父娘でツーリングなんて羨ましいことです。

 

ものづくりの時代

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日本での初上映だって戦後とはいえ僕が生まれる前ですから、1939年の映画がどれほどの手間暇をかけて作られたのかなんて、映像でしか知りえません。その、ちょうど80年前の12月15日に「風と共に去りぬ」は封切られ、映画史に名を残すこととなりました。これをいつ観に行ったかはもう忘れてますが、当然、テレビ枠で2週にわたって放送した吹替ものと、リバイバルものとしての上映です。インターバルが入るほど長い、という映画は、昔はざらにあったようにも思います。

アメリカ・南北戦争末期のアトランタで繰り広げられたスカーレット・オハラの物語は、過ぎたるは及ばざるが如しの連続にして、なんだってそんなに素直になれないのさ? と思いながら、自分に素直であるが故そうなってしまうすれ違いの恋の物語。

そうなんです。スカーレットとレット・バトラーとあと何人かの恋の紆余曲折が本筋でありながら、えっそうなの? と驚かされる南部の貴族文化の崩壊と奴隷解放と、つまりアメリカの内戦の描き方の力の入れようにしか、あの頃は目が行きませんでした。なんといってもレット役のクラーク・ゲーブル(の顔)が気に入らなかったし。

けれども、北軍に攻め込まれたタラの市街地が炎上するシーンを、30年代の映画が特撮で撮れるはずもない。燃え上がり崩れ落ちる建物の前で脱出非難する馬車と馬のシルエットは、そのままそういうセット撮影をしている。後になって知るのは、ハリウッドすごいわと驚愕するそのシーンの撮影時点で、実はまだスカーレット役の女優が決まっていなくて、撮影を見に来ていたまだ無名の女優が現場で抜擢されたという、ヴィヴィアン・リーの逸話。そしてちゃっかりと原作の和訳本が僕のお袋の本棚にあって、「50年代のロードショー観たことある」と言われたびっくりと、あちこち本筋と異なるところで記憶に刻まれています。

原作者のマーガレット・ミッチェルは南北戦争時代の人ではなく、母親から聞いた戦争と自身の体験を組み合わせ、書き上げた物語。彼女が母親と死別し大学からアトランタへ帰省したのが、偶然にもいまから100年前のことだそうです。ところでいろんな人が日本語版を当てている中で、機内版のスカーレットが鈴木弘子さんだと。それは観たことないけど、あのフランソワーズ・アルヌール(003)の鈴木弘子の声なら、観たいなあ。どこ路線でかかってたんだろう・・・