♪大怪獣もでんぐり返るぞ・・・なんて歌を今の人が知ってるわけないか。
いやそれどころではありません。うちの娘らもそうなんですが、スナップ写真を撮ろうとすると条件反射の様にピースサインを繰り出しているその指先が、認証技術の逆用で撮影された画像データから指紋そのものを個人情報として盗み取られる危険な時代なのだそうです。うかつに画像投稿アルバムなんかにこの手の写真をアップロードしたら、指紋を抜き取られて悪用される可能性があると。
指紋認証なんて、スーパーロボット・レッドバロンの時代から最先端のセキュリティ(もっともレッドバロンでもスキャンされ盗まれましたが)だったわけですが、モノに付着し残された指紋を採取する必要もなく、ただピースサインの電子写真が手に入ればどうにかなってしまうとは空恐ろしい話です。「俺そういうので登録しているセキュリティーコードないから」と油断してはなりません。盗まれた指紋で新規登録され犯罪に利用され姿をくらまされたら、あなたに嫌疑がかかってしまう。
しかし、すると、指紋が危険なら網膜認証も似たような危険にさらされているのでしょうか。なんなのこの科学の粋の「世のため人のため」にならない進歩って・・・