霰のときより1時間早く午前5時から髪結いと着付け開始。一通りやってくれる親戚の娘さんも4時起きで準備してくれていましたから、周囲の人々には感謝の言葉もありません。学習塾での同期生たちとの記念撮影やら中学校時代の同窓会やらは、もはや定番のコースらしいです。でもってその二次会。
ばかやろー、だからそこまで運転手なんか面倒見てらんねーんだよ。
「忘れ物をしたので御殿場から一度、取りに戻ります」
というメールがあり仰天。うわー、それもうご自宅から150キロは走ってるじゃない。というアクシデントの末、16時ちょっと前に主治医のところに到着。まあおそらくうちの主治医は、エスクード乗りは誰でも数百キロを平気で走ると思ったに違いありません。
教授さんは、こちらでストックされていた部品の買い付けにやって来たのですが、交換して外したものは送り返してもらい、それを再度、供給元に返品することになります。で、この部品がどこから来ていたかといえば尼崎の業者からという、あっちもこっちも行ったり来たりなお話でした。
ちなみに、教授さんのこの日の走行距離で言うと、たぶんご自宅と基地とを一往復半くらい走っています。お疲れ様でした。
原作マンガは独特の絵柄に恐れをなして読んだこともありませんが、「三浦友和が出ている」(そこかよ)と家内に連れ出されて、最後のジェダイを断念しながらレイトショーで観てきましたのが「DESTINY 鎌倉ものがたり」
この手の映画はあれこれ考え込まずに観てきた方が損をしないはずだというのが持論なので、何も考えてません。
ところでこれを撮った山崎貴監督は東京オリンピックの開閉会式における演出チームの一員だそうで。ってことは、国立競技場完成しなくても特撮でどうにかできるんじゃないか?
昨年の仕事納め直前、国が国営公園入場料金の値上げ試行を発表し、来年度から全国で11箇所の国営公園で料金改定を開始することとなりました。かいつまんで言うと、大人ひとり410円を450円とし、その分小学生までの小人ひとり80円を無料にする。その他の新料金システムもいくつか試してみると。なんかこう、子供一人分の入場料を同行する父親母親か祖父母に転嫁しているだけの話なんですが、目的はファミリー層の利用増加をねらってのことだとか。
国営公園等を訪れる入園者を平成32年度に4,800万人とすることを目標とする意図は何なのか、ようわかりません。グラフで見る利用者の落ち込みがひとつの引き金でもありそうですが、いやちょっと待て。
初夏のネモフィラと夏場のロックフェスと秋のコキアで盛況な茨城県所在のひたち海浜公園なんか、毎年200万人を越える来場者ですよ。入園料ばかりか駐車場料金別途徴収でも来る人は来るというサンプルですよ。併設の遊園地も別途料金ですよ。広すぎて移動タイヘンだから自転車借りても別料金です。
でも、この数字。ということは、国の常陸海浜公園事務所が、ネモフィラとコキアというアイデアをひねり出し、それらをいかに効果的にPRするかという努力を怠っていなかったからじゃないんでしょうか。で、このざっくり200万人という数字がどんなものかというと、TDRやUSJとはけんかにならないとしても、サンリオピューロランドと良い勝負なのです。
努力の向け方を考えろよ国土交通省(やるとこはやってるじゃん)
わし座で最も明るい恒星で全天に21ある1等星のひとつ。七夕の季節には彦星、牽牛星とも呼ばれ、こと座のベガ、はくちょう座のデネブとともに、夏の大三角を形成している、α星。
この星は古来、アラビア語で「飛翔する鷲」の意味を与えられ「アルタイル」という名前もあるのですが、なにさ正月早々夏の星座を引っ張り出して。と思われそうな話ですので早めに展開します。
日本では、平安時代中期に作られた辞書「和名類聚抄」において、「比古保之(ひこぼし)」の記述がありますが、それ以外に「以奴加比保之(いぬかいぼし)」と呼ぶ名前が伝えられているのです。α星が、β星とγ星の間に入った配置を、古代の人々は犬を引き連れている姿に見立てたのだそうです。
というわけでアルタイルはわし座にありながら「犬飼星」とも呼ばれるのです。あー、これで干支の話と繋げられたよ。
しかし「わし座の星の配置」でそこまで想像力を働かせられるかというと、まあさっぱりわかりません。なぜ犬飼なのかは謎と言えば謎で、この犬飼という言葉を紐解いていかざるを得ないでしょう。それを始めると、もはやアルタイルなんてどうでもよくなってしまうので、ほどほどにしておきます。
岡山県吉備津に所在する備中一の宮・吉備津神社が、ひとつの鍵。神話によれば、吉備の国に住む温羅という鬼の頭目を退治し吉備国を平定した吉備津彦を祀った社で、この吉備津彦の家臣に「犬飼造」という人物がいたようです。
も少し広げると、吉備平定に臨んだ吉備津彦の家臣は犬飼健(いぬかいたける)、楽々森彦(ささもりひこ)、留玉臣(とめたまおみ)と呼ばれており、あの桃太郎伝承の原型とも言われています。
いやもうアルタイルもわし座もどこ行っちゃったのよ状態ですが、もともと出所が異なる神話同士なので無理くり繋げる方が悪いんです。じゃあどうせこじらせるんだったらともう一個。
わし座の見える東の空の、やや南寄りに、たて座があります。これまたどこをどう繋いだら楯になるのかわけがわかりませんが、ラテン語でScutumと呼ばれているたて座の楯とは、スペイン語に訳すと「エスクード」。多くの方々はスズキエスクードの名前の由来で「ポルトガル通貨単位」とか「金貨」とか「冒険のロマン」とか誘導された記憶をお持ちでしょう。その通貨単位のルーツが「楯」なのです。
もはや犬飼星すらどうでもいいじゃんという迷走ぶりで、2018年を走り出しております。