ジオランダーなんて2004年末までの先代らすかると、デビュー時に一時期BLUEらすかるが履いていた銘柄です。AT+Ⅱでした。だから20年くらいヨコハマタイヤとは疎遠だったのですが、ぷらすBLUEのタイヤ新調候補としてこんな流れがあり、このアドバイスをくださったWESTWINの島社長に手配してもらい、メーカーから直接送ってもらうこととなりました。先月発売開始されたA/T4です。アグレッシブなパターンの割に、いくらか軟らかめのコンパウンドです。
「もう言いたい放題インプレしてくださいよ」と、島社長が言うので書きますけど、コンバーチブルゆえのリアが軽いという特性も加わり、土・浮き砂利・昨シーズン積もった枯葉の濡れた路面ではトラクションがかからないことがあります。そりゃそんな場所ではねえと言われるかもしれませんが、デューラーA/T694ではそのような挙動は出ませんでした。
ふかふかの路肩からバックで出ようとすると、FRでは歯が立たない。リアの軽さが災いしているのだと思いますが、日常感覚的には「こんなとこで四駆にしないよー」の使い方をしてきたので、苦笑いものです。ウエット性能の良さとサイドウォールの脆弱さがAT+Ⅱ時代の印象でしたが、関東も梅雨入りしたことですし、雨天気においてA/T4がどれくらい性能が上がったのかについて、これから無理しないで観察していきます。