この証明書は、今は閉鎖されてしまったみたいですが「moonlight 月世界からの報告」という、月に関する博物学的サイトから頂戴したもので、自己申告によって月面の海やクレーターなど、現実に月着陸された場所や不吉な名称の地点を除き、希望するポイントを記念として認定してもらう面白い趣向でした。
BLUEらすかるの場合、ここを目指すぜという趣旨で、「未開の入江」を認定してもらったのですがこの日付が大問題。
2005年8月26日って、まだTD61Wの契約もしていませんよ。27日に練馬まで出かけて現車を確認し、現金払いして納車整備に入ったのが史実ですから。
呼称だけは先行して決めていたようです。だけどこのサイトに申請出したのは、間違いなく26日よりも前のはずです。26日なんて新宿で夜会やって「すいません、僕いまエスクードに乗ってません」なんて自己紹介してましたし。
まったく、後先考えていないというか、往って還ってこられたからいいようなものの、届かなかったらとか、戻ってこられなかったらとか、不吉なことは頭から否定してますね。20年前というのはそれくらい無茶無謀で振舞っていたのです。
ところで、「未開の入江(Sinus Asperitatis)」は、アポロの月面着陸で有名な「静かの海」の南側に伸びた平原で、さらに南東で「神酒の海」につながっているエリアです。東西側は「大陸の荒れ地」までがその範囲で、月面における座標は南緯3.8°、東経27.4°。206㎞ほどの直径で広がっているそうです(そうですって・・・だって実際には行ったことないもん)。先代らすかるは、「静かの海」の西端にある「栄光の入江」で証明書を持っています。なんか選び方が不遜で、若いですよね。