とりあえず一週目(本日の分は、まだですが)を見てましたが、出足とつかみは面白く、案の定視聴率は20%を僅かにも超えたという「あまちゃん」。いやそれはないぞ、という脇役陣の取り巻く場面の扱い方もあるのですが、そこはドラマなので流すとして、2008年の夏から物語が始まった(ドラマ自体は1984年の回想から始まっていますが)
舞台はたぶん岩手県・・・の北三陸市というありそうでありませんの、田舎町。主役の女の子は、昨年夏にTBSの「サマーレスキュー」で医大生を演じていただけに、おっとびっくりなほど変わるものだと女子高校生として登場しています。
脚本は宮城県出身の宮藤官九郎オリジナル。復興応援シフトの番組ですが、東北では意外と穴場の久慈をロケ地にしているところが琴線に触れてしまい、出勤前に、時々出先で見始めたわけです。
仙台に転勤してきた時に、ちょうど2007年上期に放送された「どんど晴れ」の総集編再放送と、スペシャル番組をやっていたのですが、盛岡を舞台としながらも盛岡っぽくなかったり、座敷わらしの設定からか、遠野を無茶ぶりで隣町のようにくっつけてみたりが気になってました。いや、「どんど晴れ」そのものは連続テレビ小説の中では好きな番組の一つです。これに対して「あまちゃん」の久慈・・・じゃなくて北三陸となると、けっこう逃げ場がない。でも現地まで行ってしまえば、なかなか見所が多い。どの辺まで地域色を広げて見せていくのかが楽しみです。しかし今後の流れで、主人公の天野アキは東京に戻ってアイドルになっていくというから、そのあたりからが視聴率的には凋落しそうだなあと今から心配。
それにしても、仙台からだと300キロ走ってもたどり着かない北三陸です。そこは立場上「どうってことないぜ」と申しておきますが、この冬4回往復する羽目になったし、実は昨年も3回出かけています。仕事で行くところじゃないよー。遊びに行きたいよー。