Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

乗り遅れた

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去年の夏の映画なんで、もうすっかり乗り遅れ感あふれちゃってますが、なにしろマグロ食ってばかりだったでっかいトカゲよりはましと言っても、あの人(獣)相風体のゴジラなんてろくでもないと思ってたので、ソフトにも手を出していませんでした。

で、WOWOWでかかるというので録画してもらって今頃初見したのです。そしたら、居るじゃありませんかグランドビターラ。

これは、マグロ食ってたでっかいトカゲ版のオマージュでしょうか? 記憶があやふやなんですが、あちらでも避難する市民群衆のシーンで渋滞の中に初代のサイドキックロングがいたような気がします。

本国版ではVSビオランテあたりだと三菱勢優勢でしたが、メカゴジラ以降ちらちらとエスクードが出ていることを、まさか作り手が意識していたとも思えませんが、このシーンをインサートする条件でアメリカのスズキから広告代でもせしめたのだろうか?

しかし相変わらず日本人とアメリカ人のゴジラへの認識が大きなギャップとして横たわります。核の脅威に関する展開は別のモンスターに押し付けちゃうし、過去の核実験はゴジラ殲滅のための攻撃を隠ぺいする方便とするし。という論壇は昨夏にあちこちで散々展開していたようなので今どき書いてもしょうがないか。

4 Responses

昨年、劇場で見たのですが、このエスクードは見落としました。かつてのスバル・フォレスターは出てるなと思ったのですがね。

最初の米版は公開時、ぼくは高校生でした。これも劇場で見たのですが、日本版と大分かけ離れていて驚いた事を覚えています。

やはり日本人と他国の人では、感性が大きく異なるのですかね。でも日本のゴジラは海外でも大人気です。これはどういう事なのかな。
核兵器に関する場面は、アメリカではかなり改変されたと聞いた事があります。(例えば、’84年版のゴジラでは、ソ連軍幹部が絶命寸前に核ミサイルの機械を止めようとする場面が、スイッチを入れてしまう場面に変えてしまったとか)

逆に、昭和30年代の「キングコング対ゴジラ」とか、「キングコングの逆襲」とかはどうだったのでしょうね。あちらの人にもうけたのかな。

また我が国でも、最新版が制作されるそうですが、必ず面白い作品にしてほしいです。
余談ですが、「ゴジラVSスペースゴジラ」に劇用車として登場したのは、いすゞ・ビッグホーンでした。

  • 片方のほっぺたを打たれたら・・・な感性があるからなのかどうかはわかりませんが、やられたら報復するという理屈は軍務上は絶対命令として下されるので、「改変することで仮想敵の非道さをアピールする」演出がなされたのかもしれません。
    翻って日本なんか押しに弱いので、「キングコングが負けるわけないよね?」と向うに言われれば、引き分けにするしかなかったのが当時です。

    庵野・樋口組の作風は、カメラワークやスピード感で技能的な期待があることと、2014年版がこんな映画だから、これより良いものが作れることも展望できます。が、庵野さんという人は「切り取った一つのシークエンスは緻密に迫力にすごいものを作れる」けれど、全体を通して起承転結をびしっとまとめる力には乏しい。今回はその部分に宿題を課せられていると感じてます。

    あとさ 「ですがね」 って書き方は鼻につくからやめたほうがいいよ。

  • ? 何かまずかったですか?

  • 鼻についた。
    それだけです。コメントがどうこうという話じゃなくて、言葉じりみたいなものね。