準決勝スタート時にフライングで2秒加算。さらにコース上のテープタッチで2秒のペナルティ。まあテープタッチはやむなしとしても、フライングとは情けないらしくない。いったい何をやっとるんだと尋ねたところ、
「かなりの脱水状態でした。これは練習走行の頃からそうだったらしく、よく決勝まで持ちこたえたと思います」
との島監督の談。実際、第2戦を一つの正念場と考えていた後藤誠司選手には、周囲が想像もできないプレッシャーを背負っていたようです。
しかし、フライングの時点で
「よそには悪いけれど、これで互角になったね」
と分析していたのがウエストウインの面々。平均値としておおむね60秒少々で、多くの選手が走る中、後藤選手は50秒代半ばがアベレージなのです。どの程度のペースで走っているか、計測室で別の打ち合わせをしている島監督には、通過していくエスクードのエンジン音だけでわかるとか。
「J20Aが高回転まで回る音というのは、得も言われぬほどに好い音なんですよ」
エスクードはクロカン四駆の端くれだと思い込んでいましたが、TDAにおける後藤選手のドライビングはほぼ4L固定(たまに4Hの使用もあるらしい)なので、よほどのタイトコーナーでなければレヴカウンターが3000以下に落ち込むことはなく、コースを攻めるにしても滅多に4速にまでギアを上げる余裕はありません。
ということは、中速域ギアで引っ張ってもレッドゾーンすれすれの回し方になっている。その回転域でトルクもパワーも落とさないミッション操作とペダルワークは、必然的に後藤選手独特のドリフトスタイルにつながっていきます。
良く壊れないものだ・・・というより、なかなか頑丈なエンジンだと言えるでしょう。
今回、トラクション制御デバイスで武装した車種も台頭しており、20年近く前の機械の塊で戦う後藤選手を脅かす要素が増えています。それを打ち負かす余力が、まだエスクードにはある。
再三再四、タイヤの選択がどうにかならないものかと助言しているのですが、スポンサードの絡みもあってこれが実現できないことが残念です。それでもペナルティを跳ね返してしまうのだから、ツボにはまった後藤選手はたいしたものです。
これには秘密があります。
何年か前にも、後藤選手はペナルティを受けたことがありましたが、その時の内容は「寄付金10000円支払うか、タイムの上乗せをするか」でした。
このとき迷わず「上乗せ」を指示したのは、何を隠そう後藤夫人です。
うーむ、そりゃ4秒くらい跳ね返さないと帰宅後がこわいかもなあ。
ダブルエントリーの方は、更にタイトですからね。
参加者が増えれば、インターバルは増えるけど、対戦カードが増えるので・・・。
トーナメント中盤で、15〜20分の小休止が必要かもしれませんね。
現在のエントリー数で、練習走行は10周までだそうです。
台数が増えればそういうところも削らなくちゃならないですね。
だからその最中に横に乗せてもらえるなんていったら、かなり貴重な体験ですね。
土質は関東どころか広島とも違い
ジオランダーは適応しているようです
でなければ、他のエントラントの方
大半がD社、B社からわざわざ変更
してこないでしょうからね
勿論、耐久性は別かもしれませんが(^-^;
次戦は8月
暑さが一番の大敵でしょう
エントラントの体調を一番に考慮しつつ
ギャラリーをも含めて参加している
皆さんが一緒に盛り上がれる競技に
なるよう頑張ります!
恋の浦は、ヨコハマいいんだ。
すると後藤君が川添君に打ち勝つ秘策を別に考えないと・・・
コーナーごとに獅子舞を配置して意表を突く?
獅子舞は効果無しでしょう。。。。
当人が聞いたら泣くなあ。