パジェケンさんの案内による福島の林道ツーリングは、ことしで4回目。少しずつ参加者が増えています。毎回同じルートだから飽きるかもしれないなあと思っていたら、ことしは麓が薄曇りでも中腹にガスがかかっている。あーこりゃ雨降りかと山に分け入ったら、昨日の夜に降った豪雨で、路面はマッドにこそならないもののかなりの流水と水たまり。走りながら撮影するのは大変なんてもんじゃありません(窓から手を出すから機材も片腕もずぶ濡れ)
さらにweb用の撮影は先回りして走ってくる様子を撮るので、この時点でもう全身水浸し。そういうときに限ってカッパを用意していないのです。しかしガスがかかっているのは中腹のみ。標高を上げていくと次第に雨あしは弱まり、雲の上に出て行きます。
が、この時期の林道は藪が張り出し始めていて、前走車を追いかけていくと幾度も視界を遮られ、シャッターチャンスを逃しまくりです。ついでに言えばそこかしこに落石があるしクレバスがあるしで、油断しているとぶつけたりはまってタイヤを裂いたりしかねない。そういうリスキーな条件を頭に入れて走る必要があります。それでも下界より涼しいし、この天候だと虫がいないのでまだましな部分もあるんだけどね。
今回は午前中に見学会を組んだので、林道は寄り道遊びもせずに2時間走り込んでお開きとなりました。まあ勝手のわかり合っている面々だからそれでも良いのです。でも次回は温泉つけてくれとリクエストは、当然ながら出ました。
いや、ほんとなら温泉入れてたんだよ。見学会のほうで・・・ 先方の工事が遅れてたのは計算外でした。
その話は後日。