Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

経験と教訓

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ホース2先週末、前後のデフオイルを交換するためにフジ・オートに入庫した折、渡辺代表が

「雷蔵さん、四駆に入らないけど、ホースに亀裂でも入ってないかな?」

と、4WDインジケーターの点灯が鈍いことを指摘します。確かにトランスファーの切り替え後、若干のタイムラグが起きていたので点検すると、ストラットタワーバーに取り付けてあるバルブ側のホースに亀裂が入っていました。

ホースここからのエア抜けが発生して、アクチュエータの動作が鈍くなっているので、緊急修理。いやなんのことはない、ホース全体の劣化は大したことがなかったので、亀裂の入っている部分を切除してつなぎ直すだけです。

「ここはタワーバーから伝わる振動で切れてしまうんです。ドライブセレクト四駆が動かない、という症例は、まずここのチェックですが、BLUEらすかるの場合はトランスファーレバー側のスイッチも疑わしいなあ」

ホース3渡辺代表がなぜ、デフオイル交換の前にこんなことを始めたかというと、アクチュエータ側のホースがフロントデフの中を通っており、目視点検のためなのか設計上そうなってしまったのか、ドレン穴の中、真正面に来ているのでした。

「昔これを知らなくて、デフオイルの給油機を不用意に差し込んでホースを傷つけてしまったことがあるんです」

ホース1このような構造はおそらく後期型初代と二代目のエスクードだけなのですが、渡辺代表は給油機先端にゴムホースのアタッチメントを取り付けて作業しています。経験と教訓が活かされているのですね。

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