先日夕刻、携帯電話に知らない番号からの着信。ワン切り(いまもあるのか?)ではなさそうなので出てみると、唐突にしゃべり出す相手。
『郵便局ですが、着払いの荷物を届けに来たんですけど』
自宅には誰もいないらしい。が、その内容が確認できないし、相手が「雷蔵さんの携帯ですか?」とも言ってくれなかったので、ちょっと警戒。僕は電話に出るとき「はい、もしもし」としか言わないのですが、相手は伝票に書かれた番号をこちらだと確信しているようです。
「おかしいな、誰もいないんですか?」
『息子さんがいるんですけど、寝ているようです』
はあ??? 息子なんてうちにはいないぞ。と、その旨を返答したのだけれど、
『いやいや、中学生の息子さんがいるでしょう。ぐっすり寝てるみたいで起こすのも悪いかなと思って、庭にいるんですよ私』
「だからうちには息子なんかいないって・・・」←と言った瞬間、頭の上に電球が点ってしまった。あっ、ひょっとしてー・・・
「あなたはさ、この電話を誰にかけてます?」
『雷蔵さん・・・ですよね』(それを先に言ってくれよ)
「ところでその荷物、送り主は芽樽さん、て人からではありませんか?」
『はい、めたるまぐなむさん、からのゆうパックですけど』
「はいはい、わかりました。その受取人は間違いなく僕ですが、うちには息子はいないからね。それたぶん、下の娘だと思うけど、なんで寝ているところまでわかったかは、あなた部屋の中を覗いてたってことね? それはうちの者が出なかったことは申し訳ないけど、あなた突っ込みどころ満載だぜ」
局まで引き取りに行くので、あと30分ほど局で保管して欲しいと頼み直して、仕事先から帰路につきました。まあそれにしても、学校から体操服のまま帰ってきて、その格好で茶の間で寝こけていたらしいみぞれも迂闊だけれど、玄関で呼び鈴を押しても無反応だからと言って、縁側から中をのぞき込んじゃうポストマンもどうかと思うし、この人ではないだろうけど、時々うちの郵便受けには「書留が配達されている」ことがある。民営化してから、町の郵便局はどこかおかしくなってます。
しかし・・・息子さんかい。笑っちゃ悪いんだけどさ、これが笑わずにいられようかという、我が娘の凛々しいことよ。
どんな格好で寝てたのやら^^;
大の字かな?(笑)
そうですねー。寝相はそこそこ悪いですが、この日帰宅したときには茶の間のテーブルの下に、左半身ななめにつっこんで寝てました。
でも頭は出ていたんだよね。