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  ~懲りない傾向~

過去編最大の汚点

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ガイア少尉実にいまさらですが、ようやく「ガンダムTHEORIGINⅡ」をソフトで観ました(11月25日夜のこと。それだって発売日前なのよ)

「Ⅰ」は、脇を固める陣営が脇どころか主役級に動き回っていたせいか、何度か見返してはまたリピートしたのですが、今回はそういう気にさせない不思議というか確信犯というかの流れです。

映画館に観に行ったというじゅんきちさんの言葉を借りれば、

「うーん『哀しみのアルテイシア』はアルテイシアは添え物だったなぁ・・・残念なところてんこ盛りでしたが、ランバ・ラルは相変わらずかっこよかったでーす」

シャア

どっちがどっちだよ? って、わかってても言いたくなるじゃん

ということで、彼女はまた「モビルスーツの開発話で1回やればよかったのに」旨のことも感想で話してくれましたが、まさにその通りで、注目したのはコミカライズ通りに出てくるガイアとラルが再会するあたりと、モビルワーカーの実験くらいのもので、「10年くらい前のミライ・ヤシマだとかアムロ・レイ」だとかがこれまた漫画の通りに出てきても・・・まあ漫画のときにも白々しいとしか思わなかったのです。

なにがダメかって、「エドワウ・マスことキャスバルと、実際のシャア・アズナブルが瓜二つ」という設定でしょう。入れ替わりに至るための苦肉の策を、こうも安直な描き方をしてしまったところに、過去編最大の汚点があるのです。

って、これは以前にも書いたっけ? 書いたような気がするけど、この邂逅によって、次の「Ⅲ」ではどうやって入れ替わるかが描かれるわけですが、その際のキャスバルのやり方がまた許しがたい行為で、赤い彗星生涯の汚点を作ってしまった。

ドズルだから既に「Ⅲ」もがっかり覚悟で臨むしかない。けれども、ガルマ・ザビを扇動して武装蜂起する展開において、ドズル・ザビとゼナのなれ初めエピソードがある。これは「Ⅳ」まで引っ張るのか、次回で全部やるのか不明ですが、ぼちぼちドズルがラル人気を食ってしまうであろう成り行きだけは楽しみです。

それにしても、みんなしてどんだけジオン贔屓なんだろこの作品。

2 Responses

まだIしか観てませんが、(IIっもうソフト化してんの?)ドズル面白すぎ。
ハンターハンターが大好きな我が家と
しては、アルテイシアの声に
注目しっぱなしでした。

  • BDだと上映時に先行販売しているんですよ。うちはDVDの必要があり、先月まで棚上げでした。
    ドズルはあんな人相でいて初期のTVシリーズ時代から「いい男」キャラでしたから、オリジンでは今後ラル以上に株が上がるでしょう。
    アルテイシアの声に関して、ここで藩めぐみさん使っちゃって良かったのかなあと思うところはあります。このシリーズはあくまで過去編だから、U.C.0078時間軸なんか映像化しないと想像しているんですが、もしやっちゃうことになったら、あの人の声はララァ・スンにとっておくべきだった気がするのよ。
    ・・・えっ、まさかのやっちゃう場合、ララァはやっぱり「母ちゃん」がやるってことが決まっているからか?