1860年の3月10日。漂流していたスクーナー・スラウギ号が無人島に漂着し、保護者に無断で乗り込んでいた15人の少年たちは漂流生活を余儀なくされます。
彼らはなんだかんだで「2年間の夏休み」を過ごすことになるわけですが、こちらの方がむしろ原題(Deux Ans de Vacances)という無人島冒険譚が始まります。
1980年代に同期生の陰謀に陥れられ、中東の外人部隊に放り込まれてしまったパイロット訓練性は、少なくとも3年間の軍務をこなさなければ契約満了できないという窮地に立たされました。
まあどっちも当事者にとっては絶望的に長い、先の見えない日々なのですが、5年が過ぎて6年目に突入しちゃうと、2年だの3年だのなんてどうってことないよなーと、被災地を訪ねる度に思います。全国に避難している人の数が、2月時点でまだ174000人もいらっしゃる。もうちょっとで日立市の総人口に届く数です。
復興への新しいフェーズに入ろうということし、ここまで復興できたというべきか、全然先が見えないのか。見る人受ける人によってその差がありすぎです。