初代エスクードのスタイルや雰囲気は、デビュー当時に「プジョー205っぽい」とよく言われました。偶然にも88年頃、スズキはプジョーも一部で代理販売していたから、新車登場したエスクードが「似ている」と語られるのは無理もありません。まあ実際似ていたし、205のバンパービルトイン角型フォグランプユニットは、エスクードが後にオプションとしてラインナップさせたスーパーデザインコレクションのフロントガードビルトインランプと共通部品でした(汎用品だしね)
しかしエスクードの開発がスタートした84年に遡ると、83年にフランスデビューしたばかりの205をモチーフにする話は少なくとも「その時点では」無かったらしく、全く別のクルマがデザイン検討の対象に上がっていました。
「ホンダシディ。ブリスターフェンダーが同じでしょ? 特にあの年の夏に出たカブリオレが風変わりでね。あれを真似たんですよ」
人呼んでエスクードの父、二階堂裕さんが言うのだから、この逸話は間違いないでしょう。言われてみればなるほどなのですが、言いきられちゃうとヘナヘナと来るものがあります。しかし、すると、初代の3型あたりまでのプジョー似な顔立ちは、「丸目顔だとジムニー/サムライと変わらないよ」というのが正当な理屈なのでしょう。結果、丸いヘッドライトを採用しなかったことで、ジムニーとの差別化が実現し、どこかプジョーに似てしまったのはご愛嬌な昔話です。
画像の白いエスクを赤く作り上げ九州で乗り回していた時代
G/Sや道の駅の停めていると、決まってプジョ-カッコよいですね~と
いつも言われていました・・・・
もちろんエンブレムはオリジナルに加工され、どこにもSUZUKIという
ネ-ムが見られないのも原因のひとつではあるのでしょうが(汗)
205は別物の、というかグループBの過激なやつが有名になりましたから、あれをおとなしくしてトールボーイにするとエスクードっぽい(ややこしい)のかもしれないですね。
でもローダウンしてかっこいい01系はできないくらい、トールボーイが仇になります。
そうですか、言われてましたかプジョーっぽく(笑)
はるか昔、シティ・カブリオレが子供ながらに気になっていたのを思い出しましたが、いまエスクードに惹かれ続けているのは、そうか、なるほど、です。
そのお話は初めて伺いますねえ。
うちではエスクード以前にシビックシャトルを使っていた時代があって、ノマドを購入したとき何となくオーバーラップしました。