Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

3台めの三代目

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最初にこの宿の写真を拝見したとき、そこに停められていたのはTD01W、ノマドでした。深い雪でもランクルやパジェロならどんどん走れるけれど、埋もれてしまったら1人ではどうにもならないほど大きくて重い。エスクードはどうにか単独でも掘り出すことができて、ジャッキで持ち上げ、スタックから脱出できる。それがノマドのアイデンティティーだったそうです。同じ写真に注目してマミポコさんが宿を訪ねて行った時、ノマドはTD52Wに交換されていました。

二代目への交替は2006年に行われており、二代目エスクードは10年にわたって「民宿 風蓮」のご主人、松尾さんの日常を支えてきたことになります。コンパクトで軽量な車体に、ラダーフレームを持つ頑丈さがあればこそのスイッチだったとか。実は松尾さん、ノマドでも2代目でも土手下滑落経験をお持ちで、たいした破損もせずに帰宅できたというつわもの逸話があります。この二代目が壊れたら、また二代目を探そうかなと、松尾さんは以前マミポコさんに話していましたが・・・

昨日のこと、再びマミポコさんが根室を訪れ風蓮に宿泊したところ、なんとエスクードはTDA4Wに代替わりしておりました。この秋に乗り換えたのだそうです。おお! 松尾さん素晴らしい! この際モノコックとなった車体のことは棚に上げてしまいましょう。三代目にはまだ副変速機というエスクードならではの強さがありますから。マミポコさんからの第一報には「エスクードが良くてねえ」という松尾さんのコメントが寄せられておりました。それもまた嬉しい便りです。

 

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