まったく唐突に午後から岩手県まで走らねばならず、仙台から北上すること140キロ。当たり前のことですが仕事を終えたらこの同じ距離を戻ってくるのだけれど、これはノーカウント。なぜなら午後6時くらいまでは岩手はドライコンディションで、宮城県の大崎市を過ぎたあたりで小雨になっただけでしたから。
問題はいったん仙台に戻って別の仕事を片付け再び東北道に入ってからのこと。
もういきなり雪道です。どんどん降りが強くなり、もはやデスドライブ中の亜空間状態(わかるもんかそんな表現で!)。これも一種のホワイトアウトに等しく、センターラインも見えない。ついでにヘッドライトがどんどん暗くなる。フロントグラスの下端にはスノーブレードでかききれない雪がたまりだす。こりゃいかんわと安達太良サービスエリアに給油で立ち寄ったもののスタンドの店員は雪かきやってくれず。自分でやろうとしたけど次々と給油の車が入って来るので結局スタンドを出るしかなく、そのまま本線に戻らざるを得ず。
この間、外気温が南下するごとに下がっていきます。なんでよ?と言いたいくらい下がる下がる。すると磐越道リスク高いから東北道で関東に向かおうと思っていたのにどうも福島と栃木の県境あたりで事故渋滞らしく、仕方なく磐越に入ったらもう補助灯の明かりしか効果がない。それでもデスドライブ・・・じゃなくてホワイトアウト状態で停車は危険だし、前走車のテールランプを頼りにとろとろと付いていき、雪がいくらかおさまった阿武隈高原サービスエリアで前面にバリバリに凍り付いた雪をかき落としです。
これがだいたい南下140キロの、ひどい目に遭った昨夜の帰宅でしたが、そこからまた140キロくらい走るのが基地までの道のり。よく考えたら大寒でした。でもまだ序の口なんだよなー・・・
「基地へ帰れば・・・温かい炬燵が待っている・・・」
極東基地の作戦室でそれはないよなあ>キリヤマ隊長のカミナリが落ちそう
極東基地の連中が炬燵で待っていたら、それこそモロボシダンがかわいそうだわ(笑)
昔昔その昔、そう仙台にいた頃・・・
山形営業廻りで走行中の車両への着雪の怖さを思い知らされました・・・
(当時の出羽三山超えは怖かった)
他には信号表示に応じた臨機応変の走り方・・・(何の対処の方法もないのですが)
ホワイトアウト状態で走り方・・・
降雪、コワイ・・・
湿った重い雪はほんとに厄介ですね。
昨夜は粉雪のなか北上だったから視界は確保できたもの。
でも今日の岩手沿岸はとにかく寒いわー。