娘ら二人そろって運転に慣れたいという要請。どこへ行くかと思案してちょっとの距離を出かけて行きやすいところとなると、やっぱり海っぺりになります。が、寒気が緩んでいるとはいえ磯遊びなんかする季節ではないので、戦車道ファンに占領されていないお店で魚料理を食って、さらに路地裏にも自在に入っていけるスキルを身に着けさせるために町なかの古民家カフェに誘導します。霰の運転はまだアクセルワークが煩雑ですが、霙よりも車に乗る機会が少ないので仕方がない。
手作りケーキをアピールする古民家カフェも開店して半年に満たないのに情報がどんどん拡散されていて、車を停めているうちにどんどん駐車場が埋まる埋まる。2台体制で来ていたら顰蹙を買うところでした。しかも海辺の街ですからやたらと猫が闊歩していて、娘らときたらいちいち写真を撮りに「おいでおいで」してなかなか店に入ろうとしない。これで席が埋まっていたらとーちゃんは泣くぞと言いたいのだけれど、なんだかんだで大小6匹の撮影に成功したらしく彼女らはご満悦です。
ぷらすBLUEはコミューター感覚で乗り始めて十年になります。思いついたように半日でかける距離感と、行き先が狭隘路の路地裏でも楽に乗り込んでいけるのがいい。こうして娘らの行動半径も少しずつ広がっていきます。さすがにここから那珂湊を経由して阿字ヶ浦に至る狭い坂道のすれ違いにはびびっていましたが、霰の運転もだんだん滑らかになっていくのがわかります。霰が大学を卒業するまでまだ間があるとして、いずれ娘らそれぞれの専用車を用意しないとならんなあ。51W・・・って言ったら怒られるよな。
経験値UP!
そしてどこかのオバチャンのように1車種を長い時間乗り続けるのだ!
霙の感想を伝えますとね、そのどこかのおねいさまと、こよなく愛でるノマドとの関係性には憧れを持っているんですよ。
あれでもう少し大人になっていくと、嫁入り道具で持ち込まれたノマドを「もう一人」が大事にしてくれているからそれができる。ということもわかるんじゃないかと思います。
が!
「津久井浜で乗せてもらったときに思ったんですけど、新月さん思いっきりエンジン回すんですよねー。うちの車、あんなに回しても大丈夫なんですか」
とも言ってます。
わぉ。憧れられてしまった(照)
>新月さん思いっきりエンジン回すんですよねー
はい、確かに。
「エンジンなんざぁ適度に回してやらにゃヘタレる!」が持論な人なんです・・・が。
若いお嬢さん乗せるなんて滅多にない事なので、緊張してたって話も(笑)
霙は非力な幌車をどれだけスムーズに加速させられるかを練習中で(といってもエンジンはのまちゃんと同じで車体は軽いんだけど)、これはかなり上達してます。
それだけに回転合わせてクラッチつないでというマニュアルの使い方には驚くんでしょう。
霰はその辺あまり考えていないというか、まだメカニズムの動きを考えられる余裕がなさそう。
まあそれでもだいぶ慣れてきましたね。
こんにちは。
先々週から先週と、海辺を徘徊しておりました…(^^;;
こちらは、真逆に今までなら車で行っていたところに、あえて電車で行く(そして昼から呑む(^^;;)というダメ大人的な楽しみを見つけています。
車だと通り過ぎちゃうところをを歩くと、また新たな発見があってそれはそれで良いものですよね。(マップ的には拡張でなはく凝縮になってますが…)
実は「鉄道で旅行しない」家に育ってしまったものだから、霙は旅行の仕方が友達と根本的に違うというパラドックスを内包したようです。
霰は新幹線と特急乗継の達人になりつつあります。
で、連中が磯崎海岸の駐車スペースで車庫入れ練習している間、とーちゃんはジャングレイダーとギルスレイダーの撮影をやっていたので、まあニアミスしてたら「親の方が奇行」な光景でしたよ。
それにしてもね、あの辺の海辺でミニチェア撮影できる場所がだいぶ無くなってしまいました。夏海のあたりはもうだめでしたね。
あー、そういえば。津久井浜で乗ってもらったのは、普段仕事で使ってるバンでしたわ。
あれオートマだから踏み込まないとパワー出んし。
(って、のまちゃんの時も結構な勢いで踏み込んでますが・・・)
そんなわけで、霙はシングルカムのエンジンとツインカムのエンジンの違いを学習しまして、
「お母さんが何も考えないで乗っていることがよくわかったです」
と言ってます。