7月16日、TeamWESTWINの面々は広島県で開かれたJXCDに遠征参戦していました。先日のTDAでは例によって発電系トラブルが再発した後藤誠司選手のTA51Wですが、コンピューターの載せ替えが行われ、地元での計測では160馬力くらいは絞り出せていたとのこと。ただ、湿度や気温などに左右される。豪雨の後の福岡は異常な高温続きだそうで、遠征先でのセッティングがどう決まるかも、ひとつの勝負ポイントです。
しかし現地での制御にばらつきが激しく結果的には純正品に戻して走ることとなりました。
「ツボにはまるとばっちりなんですが、全体では効果を出せませんでしたね。チームスタッフがコーナーごとに観測に立ち、どんな状態でコーナリングしているかをリポートしてくれて、その報告をもとにコース攻略の作戦を立てることにしました」
島監督の談によれば、メカチューンの奥が深いということですが、結局今回はエンジンもECUもノーマル仕様で挑むことに。後藤選手がどこまで手足としてエスクードを操れるかに見どころが移っていきます。
「このレースもハイパワー化が顕著になっていて、ターボチューンのジムニーがオーバー200馬力だそうです。上位陣のドライバーたちも強豪ぞろいで、いくらかでもパワーアップして送り出してやりたかったんですが・・・」
後藤選手はP1クラスとアンフィニクラスにエントリー。例によって外からは豪快に見え、内側では緻密なコントロールを繰り広げ、P1クラスで優勝を遂げました。新調したタイヤの性能もありますが、やはり人車一体で操られるエスクードはまだまだ高い戦闘力を発揮します。その勢いで臨んだアンフィニクラスでは、痛恨のシフトミスを一回やらかし、準優勝にとどまりました。まあそこは折檻として、ともかくピット作業からエイドまでチーム全体で戦った広島遠征。
持ち帰れるものが大きかったと感じられます。
いくら馬力がってもバランスが悪ければどうしようもなく、160〜170くらいが妥当ですね。ジムニーで200はやりすぎでしょ。
フロントが重すぎるのものダメ、50キロ違うだけで、旋回は大きく変わる。
CR-Xだったかな。SIRが出るまでは、ZCとD15Bの2つだったけど、旋回性はD15Bの方が上だった。
こう言った場合って、最低限の馬力トルクは必要だけど、最終的には如何に地面に効率良く伝えるか。川添さんはこちら系なんだけど、後藤さんの場合、その対極で張り合っちゃうんだから、おもしろい(笑)
最終的にはやっぱり軽さかな。
軽いといろんな難も隠せるし、活かせる。
そういえば磯田さんのクルマもいろいろ手を加えてきた効果が発揮できなくて、4AGを一基つぶしたとかなんとか。
力を引き出すのはエンジンなんだけれど、取り出し方にはいろんな要素が加わりますしね。
出力の数字をプロパガンダとするやり方もある中で、ウエストウインはなんだかんだ純正でってところがまた面白いんですが。
事例ない事をぶつけ本番でやっちゃうと駄目ダメですよと
誰もが分かっている事をやる事自体が笑えます
新型タイヤで挑まなければ吹っ飛んでマシンその物が
御釈迦になる可能性は幾度も有り、それでもよくもまぁコントロール
して抑え込んだなと思います
いや〜何回もいうけれど、我がが出た方が気持ち的には楽です[笑]
笑ってやらせちゃうんだからそれはそれで放任監督?
ただ、後藤君も何か一個でもいいから車両側のアドバンテージを得たいんでしょうね。
その気持ちはわかるんですよねえ。