初代の指令車は見かけなくなっ・・・・たとか先日書いていますが、20年選手が現役で働いておりました。
スチールホイールを無造作に車体色とそろえて全塗装してしまうわりには、サイドモールはいっぺんはずして塗装後につけ直しているところが不思議に細かい作業です。20年にわたって、この専用車庫で保管され出動しているのです。
が、よーく見ると車庫の隣に立派な屋内保管庫があり、そっちには入れてもらえない(涙) おそらく使い出が良いのですぐに出せるところにいる。という解釈をしておきますか。
この界隈には別の街であと2台、テンロクノマドをベースにした指令車が存在しているはずなのですが、健在なら四半世紀ものなので、どうなったか気になるところです。
指令車について公開されている入札要綱を見ていると、
「アルミ部品やステンレス部品、メッキ部品以外は要塗装」
を要求している自治体もあるようです。
ボディサイズ等を指定していたり、はたまた車種・グレードまで指定していたりと、
それぞれの地域事情(もしくは担当者の好み)が出ていて面白いですね。
…はたらくくるまは奥が深いです。
乗車定員を満たす空間や積載量を指定されたりすると、ロングボディの追加は一般ユーザー向けよりも重要課題だったのかもしれませんね(数の上では一般向けだろうけど)
林野庁や森林管理団体だと、1型や2型時代のショートをためらいも無く採用していた事例は、現場向けニーズだったんでしょうねえ。