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  ~懲りない傾向~

らすかるの遺伝子

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2001年の写真において既にヘッドライトベゼルを取り付けている。うちの先代らすかるのあーまーど計画が進み、取り外したパーツを受け継いでくれた頃の写真で、屋根上のPODからも同じ個体であることが識別できます。

プーさん(NAOさん)は当時、医学生で隣県に住んでおり、これまたうらやましいほどかわいらしいナースの卵を助手席に乗せて遊びに来ていた、古参のエスクード乗り。就職難を予見した「プー」ではなく、クルマに積んであったマスコットが「くまのプーさん」であったことがハンドルネームの由来です。

個体識別によって、このエスクードがV6/2.0のTD11Wであることも確認できますが、このほど現役を退く最終仕様の姿をみると、ぱっと見たら51Wか61W? という雰囲気に変化していました。しかし51系以降ではヘッドライトベゼルを取り付ける趣向はあまりなかったので、これを残していることで11系だという視認性にもつながっている。そのことよりも、先代らすかるのパーツをずっと使っていてくれたことが、泣けてくるほどありがたいです。

彼のエスクードのどのパーツがどこから取り寄せられたか、もうほとんど失念しましたが、このスタイルは、やはり古参のエスクード乗りがコーディネートしていた手法を取り入れていて、ワイド化されたフェンダーにも白いアルミホイールにも、左右非対称の屋根上装備にも、ひとつひとつ意味があるのです。その延長線で言えば、51/61用グリルとフロントエクステンションバーは、当時なら、たけさんのTD51Wヘリーハンセンに行き着くものであり、同時に今ならBLUEらすかるのトレードマークでもあります。

今回彼がエスクードを退役させるにあたって、このグリルとエクステンションバーは、逆にBLUEらすかるで引き受けることとなりました。あっ、昨日書いた「すとらいく仕様」への話をどうするんだ? さらに言うとこのエクステンションバーと同じものを、kawaさんも手配してくれているのだけれど・・・それぞれ余分に持っていてもまあ罰は当たらないだろう(相変わらず脳天気)

90年代の終わる頃、彼はぬいぐるみを乗せたV6ノマドのユーザーによる「3兄弟」の末っ子でした(長兄はSO-NETのモモを乗せていたコムロさん、次男坊はサンリオのぽむぽむぷりんを乗せていた、既にエスクOBのひろしくん)。末っ子は2010年までがんばってきましたが、いよいよOBになります。蛇足ですが、うらやましいほどかわいらしかったナースの卵がどうなったかというと、かわいらしいまま奥方になって、さらにそのままお母さんに成長しております。もちろん彼も今は立派なドクターです。

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