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  ~懲りない傾向~

そこで引き合いにされてもな

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新型と歴代を網羅した、けっこう読み応えのありそうなあのシリーズの「すべて」をざっと読んでみて、四代目ジムニーがどれほど好評なのかをあらためて知りました。が、そこかしこで書かれているように、それほどに三代目ジムニーの評価が低かったのか?ということもあらためて知るわけです。

語りはじめるときりがないのでそこは「どのみち俺はエスクード乗りなので」とうっちゃりますが、不憫でなりませんわ三代目ジムニー。

そこは新型をアピールするため先代が貶められる車雑誌の典型的な流れですが、20年間言われ続けたわけじゃあるまいし。何を今さら突然にという印象です。開発陣のインタビューでこれまた唐突に1回だけ、エスクードの言葉が出てきます。四代目ジムニーのエンジンフードのクラムシェルは、初代エスクードと二代目ジムニーをモチーフにしたと。ん?サイドまで回り込んだエンジンフードは初代ジムニーでやってますが、ノーズ部分はその限りではない。初代ジムニーは枠外なのか。

だけど三代目ジムニーではやっていないとはいえ、なにもわざわざエスクードを引き合いに、ご丁寧にスチルまでのっけなくとも。と、遠慮がちに見てしまいます。それなら、なぜクラムシェルなのかを展開してほしいと思うのですが、キャプションに少しだけ解説があります。プレス成型技術としては、エスクードでは苦労している部分。それでも内外のリクエストが高いようです。まあ総括するなら、エスクードを引き合いに出さんでも、二代目ジムニーですべて片付く話なんですけどね。

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