安政五年、当時の森岡藩士であった大島高任が釜石の橋野で高炉建設に着手した日から80年後の同じ1月25日、宮城県と福岡県に男子が誕生しました。
大島の高炉は日本の近代技術の門を開く未来への扉でしたが、この二人の男児は後に、未来技術をイマジネーションで絵に起こし、サブカルチャーから文化へと、漫画を発展けん引させていくのでした。
後に石ノ森と改名する石森章太郎さん(故人)と、昨年「傘寿」を迎えた松本零士さん。それぞれ画風は異なりますが、おそらく僕や僕より若い人たちのなかでは、手塚治虫さん以上に影響を受けた作品が多いかもしれません。僕の場合は、10歳年上の叔父がいたこともあり、「サイボーグ009」「男おいどん」は連載誌を手にすることができていました。
そんなわけで本日は両氏の誕生日で石ノ森さんに至っては命日でもあるんですが、彼等の生誕からこれまた・・・80年ではなく50年後になりますけど、俳優の小澤亮太さんがやっぱり1月25日に生まれているというのは、まあ偶然といえば偶然です。いやそれを言ったら両氏だって偶然同じ日に生まれたんですけどね。
なんでここで小澤亮太がでてくるのかって? 彼といえば「スーパー戦隊」で「宇宙海賊」なキャプテンマーベラス役をやったからです。
賛否両論呼ぶかもしれませんが、石森・松本要素のどちらも混ざっている。