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  ~懲りない傾向~

誰もそこまで見てないよねえ

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今さらですが二週ほど前の「トクサツガガガ」の第三話を見ていて、任侠さん役のカミナリの一人に対して、突如もうひとりが警官役で出演してきて、そこに「現実的には居るはずのない」エマージェイソンと絡むというシーンに、茶の間に居合わせた家族の中で僕だけが

「おぉ! これはっ」

 

と唸ってしまったのです。家族中から何事かという顔をされたのは言うまでもありませんが、少なくとも(意外と特オタである)妻はわかると思っていたのに・・・

街角において「ドラマの劇中世界に居るはずのない」ヒーローが顕れ寸劇をするというのは、ずーっと昔、『時間ですよ』というホームドラマで扱われていたウルトラマンのそれと酷似していたのです。ガガガの制作陣がそこまで作り込んでいたとは思えないのですが、仮にそこをオマージュしていたのだとしたら、このドラマはほんとにオタクだわ・・・

それというのも、さらに前の第二話において「トライガーの旧友が敵に寝返って仲間を裏切る云々・・・」「第四話ですね」という対話があるんですが、それって『ミクロイドS』の第四話に基づいているプロットだったりするわけです。第三話の冒頭でも『誰も知らない知られちゃいけない・・・』などというナレーションが繰り出される始末です。ん? 特撮じゃなくてアニメのオマージュばかりだ・・・けど、これらの仕掛けは、読んでいないんだけれど原作漫画の方にはもっと大量に盛り込まれているんでしょうね。

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