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  ~懲りない傾向~

EXPO’70

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そんな時代もありました。もう勘定するのもいやになるくらい昔の3月15日、大阪において開幕した国際博覧会に、連れていかれて並びに並んで、というか並ばされて、へろへろになりながらアポロ11号が持ち帰ったらしい「月の石」を、マグマと大嵐が頭上から降りかかってくる三菱未来館の映像を、なんだかやたらと沢山の料理を自分で好きなだけとってこられる何故かブリティッシュコロンビア館のバイキングを見聞したのです。

でも、科学特捜隊が逃がしたとか逃げられたとかで、古代怪獣の展示だけは見ることができませんでした。

それらはすでに自分の中の歴史の渦(てか、それ以前に東京オリンピック見物を経験しちっゃてるもんな)。その後の沖縄海洋博は連れて行ってもらえず、筑波科学博には自力で仕事に出かけ、愛・地球博は実は興味を失っていました。筑波を見聞してみて、大阪で体験した他国の文化や未来的な食事(ブリティッシュコロンビアのとは別のパビリオン)が、筑波じゃ吉野家でした。これが長蛇の列だったというのがウソのようなホントの話。

いや、吉野家は好きですけど、それはもうほとんど未来体験じゃないわけで、強奪されるような巨大ロボもいなかった。←スーパーロボット・レッドバロンの第一話

時代は巡って再びオリンピックが目前に迫り、矢継ぎ早に大阪での万博へと動いています。アポロの石と太陽の塔の生命の樹に始まった科学技術信奉世代っ子もいいかげんおっさんなのですが、大阪では巨大なロボット(左の赤いやつじゃありませんよ)が動いていたことを思い出すと、どんな技術をよりどころにしていくのか興味が尽きません。

しかし万博ごとに怪獣と巨大ロボに期待してどうするんだ?

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